CPVC樹脂工場10周年
2025-10-23 12:03:47

タイのCPVC樹脂工場が10周年を迎え、未来へ期待を寄せる記念式典

タイのCPVC樹脂工場が10周年を迎える



2025年9月22日、タイ・ラヨーン県マプタプットに位置する積水化学工業株式会社と米国のルーブリゾールアドバンストマテリアルズによる合弁企業S AND L SPECIALTY POLYMERS CO., LTD.(以下、S&L)は、工場稼働開始から10年を迎え、記念行事を開催しました。

記念式典はバラモン式からスタートし、その後、仏教式が行われました。出席者は、S&Lの社員に加え、積水化学やルーブリゾールの関連者、株主たちが参加し、過去10年間の感謝の意を表しました。皆が一丸となって未来の繁栄と成功を祈願しました。式典の後には、両社の経営陣が記念植樹を行い、その後、パタヤのホテルに場所を移してディナーを行うことになりました。

記念式典の盛況ぶり



夕食パーティーには、地元政府関係者や取引先、協力会社の方々を含む70名以上が出席。S&Lの三宅CEOが「弊社で生産しているCPVC市場は拡大していますが、年々お客様の期待レベルが高まっています。信頼を最重要視し、安全・品質・生産性に挑戦し続けます」と挨拶し、今後の目標を語りました。この言葉には、会社の成長とともに従業員も共に成長し、お客様に貢献するという、強い決意が込められていました。

また、式典の中では従業員表彰も行われ、様々なパフォーマンスが披露され、盛り上がりを見せました。当日は積水化学の環境・ライフラインカンパニーPVCマテリアル事業部長の小林昇氏や、ルーブリゾール アドバンストマテリアルズの副社長であるArnau Pano氏も出席し、企業間の連携や未来に向けたビジョンに関する意見交換が行われました。

今後の展望



S&Lは、設立から現在まで、 CPVCレジンの製造に特化しており、信頼を築き上げることが重要であると考えています。今後の展望として、さらなる成長を目指し、CPVC原料の安定供給で世界に貢献していくことを目指します。また、パートナーシップの強化や新技術の導入も視野に入れ、持続可能な企業としての姿勢を貫いていく方針です。

2013年に設立されたS&Lは、積水化学が51%、ルーブリゾールが49%を出資する形で運営されており、創業から10年を迎えたことで、今後の企業成長とそこで働く従業員の職場環境をより良いものにしていく決意を新たにしています。これからもS&Lの活躍に目が離せません。


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会社情報

会社名
積水化学工業株式会社
住所
大阪市北区西天満2丁目4番4号
電話番号
03-6748-6460

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