関健作写真展「Mind Everest」が開催
株式会社ニコンイメージングジャパンが主催する企画展、関健作写真展「Mind Everest」が2025年5月7日から5月19日まで東京、続いて5月29日から6月11日まで大阪で開催されることが発表された。この展示はエベレストを目指した著者の驚きと感動を生々しく伝える作品が並び、多くの観客を引きつけることだろう。
表現する心の動き
作家である関健作氏は、自身の気持ちに触れながら作品の背景を語る。エベレストに登る決心をした時の心の高鳴りや、身体が感じた恐怖は、まさに人間の本能が呼び覚まされる瞬間だと言える。「世界一の稜線へ」と題された彼の思いは、夢の中に現れる山々によってさらに強まっていく。そこから次々に生まれるイメージと感情を、写真という形で昇華させることが求められた。
プロフィール:関健作
関健作氏は1983年に千葉県で生まれ、順天堂大学を卒業後、2007年から2009年までブータンで教員として教育に携わる。その後、2011年からフォトグラファーとして活動を始め、多くの賞を受賞してきた。特に第13回名取洋之助写真賞や、APAアワード2017文部科学大臣賞はその才能を象徴するものであり、2024年5月13日にはエベレストの登頂にも成功している。これまでの経験を基に、彼の作品はますます人々の心を打つだろう。
展覧会の詳細
展覧会はニコンプラザで開催され、東京会場は開館時間が10時30分から18時30分まで、最終日は15時までの特別開館となるため、事前にチェックしておくことが推奨される。また日曜日は休館日であるため、予定に合わせて訪れる必要がある。大阪での開催も同様の時間帯が設けられており、興味のある方は両会場に足を運んで自身の目でその作品を体験してほしい。
THE GALLERYについて
「THE GALLERY」は、2017年に東京・大阪に開設され、写真文化の普及と向上を目的とした展示場である。毎回著名な写真家による高品質の作品が展示されるほか、ニッコールクラブの会員展や各種写真団体の展示も行われており、訪れる人々に新たな表現の世界を提供している。関健作のような新進気鋭の作家の作品を通して、訪れる人に深い感動を与える企画が続いている。
終わりに
エベレストという壮大なテーマを扱う関健作氏の「Mind Everest」は、単なる写真展の枠を超え、観る者に強いメッセージと刺激を与えるものとなるだろう。彼の存分な創作活動がどのような温かみと緊張を持って表現されるのか、お楽しみに。是非この機会に、自らの心に響く表現に触れてみてはいかがだろうか。