経済安全保障とサイバーセキュリティの未来を切り開くスライスチーズの挑戦
近年、経済安全保障とサイバーセキュリティの重要性が高まっています。株式会社スライスチーズは、2025年7月に京都で開催されたスタートアップカンファレンス「IVS2025 Kyoto」において、経済安全保障の問題とその解決策を提言しました。今回のセッションでは、代表取締役の岩城拓海が登壇し、日本の経済安全保障に関する課題や、自社の取り組みについて語りました。
■ 登壇の背景
日本政府は、急速に変化する国際情勢を受けて経済安全保障政策を強化しています。その中で、サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ対策が最も重要な課題とされています。特に、最近では取引先や発注先に起因するセキュリティインシデントの発生が38%に達しており、この問題に対する必要な対応が急務となっています。
そんな中、スライスチーズは、セキュリティフレームワーク自動診断ツール「SecureKernel(セキュアカーネル)」を提供しており、NIST CSFやCIS Controlsなどに準拠したリスク評価を低コストで実現しています。
■ 本セッションでのポイント
今回のセッションで岩城が強調したのは以下の二点です。
国際調達・防衛向け連携におけるセキュリティ実装コストの最適化
国際調達や防衛事業においては、NISTやISO規格の準拠が必須です。SecureKernelを活用することで、デュアルユーススタートアップの増加に貢献することが期待されています。
サプライチェーン評価の自動化による経済安全保障への貢献
経済産業省が進める「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」にも対応したサービスを開始しています。SecureKernelによるリスク評価の一元管理により、国内のサプライチェーンセキュリティを高めることが狙いです。
■ 無料でリスク評価を実施中(期間限定)
現在、1時間で貴社のセキュリティリスクを無料評価するキャンペーンを行っています。自社の現状把握や今後の対策を検討するために、ぜひこの機会をご利用ください。
無料評価の流れ
1.
無料評価の申請
2.
オンラインによるヒアリング(約50分) ここで、セキュリティコンサルタントが貴社の現状を確認し、
3.
簡易レポートの共有(約10分) この場で簡易レポートをお渡しし、今後の改善点や対策をお伝えします。
※技術的な質問がある場合は、社内システムに詳しい担当者に同席をお勧めしています。
■ SecureKernel(セキュアカーネル)について
SecureKernelは、自社や取引先企業のセキュリティ評価を自動化し、サプライチェーン全体のセキュリティリスクを可視化してくれるプロダクトです。NIST CSFやCIS Controlsに準拠した評価が、企業のシステムに影響を与えることなく行うことができます。また、対策テンプレートや作業ガイドを提供し、セキュリティ人材が不足する企業でも、低コストでの対策が進めやすい環境を整えています。
● スライスチーズの理念
株式会社スライスチーズは、全ての組織が適切なコストでセキュリティ対策を実施できることを目指し、セキュリティの民主化を実現することに努めています。深刻な人材不足の中で、セキュリティ業務や戦略を自動分析し、AIを活用して迅速な課題解決を図ります。今後の更なる事業の発展を通じて、あらゆる組織が高度なセキュリティ対策を導入できる社会の実現を追求していきます。