パーソルワークスイッチコンサルティング、Workatoとのパートナーシップを発表

パーソルワークスイッチコンサルティングとWorkatoの提携

最近、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社は、アメリカのWorkato社とのパートナーシップを締結したと発表しました。この連携により、両社が持つ技術とノウハウを統合し、企業の業務プロセスを自動化し、効率を向上させる新しいコンサルティングサービスを提供します。

パートナーシップの背景

日本におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）が進展する中、企業はクラウド型システムへの移行を加速していますが、同時に業務プロセスの複雑化や従業員の負担が増大しています。これに対応するため、パーソルワークスイッチコンサルティングはWorkatoの強力な自動化プラットフォームを活用することで、顧客の業務プロセスを効率化するサービスを提供します。

Workatoの機能と利点

Workatoは、iPaaS（Integration Platform as a Service）として、様々なアプリ間の連携を簡単に実現するプラットフォームです。特に、ローコード・ノーコード環境を提供し、企業のIT部門だけでなく現場のスタッフも使いやすいインターフェイスが特徴です。

加えて、WorkatoはAI技術の導入にも力を入れており、「Workato Genies」と呼ばれるAIエージェントが業務の自動化とデータ処理を自律的に実行します。この機能により、企業は迅速かつデータに基づいた意思決定が可能となります。また、「Workato Go」と呼ばれるエンタープライズ検索ソリューションは、大量のデータを効率的に統合・検索し、ビジネスインサイトを提供します。

業務プロセスの効率化とサポート

パーソルワークスイッチコンサルティングは、Workatoを駆使して、業務プロセスの効率化を支援します。具体的には、システム間のデータ連携を簡素化し、サイロ化していたデータの統合管理を実現。これにより、リアルタイムでのモニタリングや、高度なデータ分析が可能になり、企業の競争力を向上させることが期待されます。

さらに、クライアントとのパートナーシップを重視し、共に打ち手を決め、実行する「伴走型」のプロジェクト実行支援を行います。これにより、企業はWorkatoを効果的に活用できるよう、トレーニングや技術サポートも充実させています。

両社の展望

Workato社の執行役員社長であるAllan Teng氏は、このパートナーシップによるDX推進と業務自動化の重要性を強調し、日本企業の競争力強化に貢献できると述べています。一方、パーソルワークスイッチコンサルティングの代表取締役社長である小野隆正氏は、Workatoとの連携で新たな価値を創出したいと意気込みを語りました。