Retail AIと東芝テックが提携し流通業界のDX化を加速する
Retail AIと東芝テックが共同で流通小売業のDX化を推進
流通業界は今、デジタルトランスフォーメーション(DX)が求められる時代を迎えています。この流れに乗る形で、Retail AIと東芝テックが手を結び、共同プロジェクトを進めてきました。両社はそれぞれに強みを持ち寄り、流通小売業の効率化と新たな購買体験を提供しようとしています。
新たな購買体験の創出
Retail AIは「Smart Store Technology®」というコンセプトを掲げ、流通現場での知見をもとに最新のIT技術を駆使してきました。一方、東芝テックも、POSシステムのリーディングカンパニーとしてその技術を活かし、流通業界が抱える人手不足や働き方改革といった課題に取り組んでいます。具体的には、2022年9月から始動した共同プロジェクトが挙げられます。
このプロジェクトでは、Retail AIの主力製品である決済機能付きカートシステム「スマートショッピングカート」を軸に、東芝テックが開発を進める「ELERA」との連携による新たなソリューションが提供されています。たとえば、既に150店舗で14,328台が稼働し、月間約272万人の買い物客がこのシステムを利用しています。
連携の強化と新たなビッグデータ分析
今回の取り組みが一層加速するのは、両社が持つアセットやノウハウを最大限に活用することです。具体的には、Retail AIの知見を基にした売上や在庫、ロスといった情報を共有し、カテゴリーマネジメントを行うシステムをELERA上に構築します。これにより、小売店舗運営に関する高度なビッグデータ分析サービスが実現し、さらなる価値を提供していくことが目指されています。
持続可能な社会へ向けた貢献
Retail AIと東芝テックの連携により、流通小売業界のDX推進が強力に支援されることは確実です。両社は、共創を通じて各自の製品やサービスの付加価値を高め続け、持続可能な社会の発展にも寄与していく意向を示しています。このような取り組みが進むことで、業界全体が新しい形での成長を遂げることが期待されます。
流通小売業の未来に向けたこの動きは、単なる技術革新に留まらず、次世代の顧客体験創造へも寄与することが見込まれます。両社のコラボレーションは、業界に新たな風を吹き込みつつあるなか、今後も注視が必要です。
会社情報
- 会社名
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株式会社Retail AI
- 住所
- 東京都港区浜松町1-30-5 浜松町スクエア 9F
- 電話番号
-
03-6435-6605