大阪市中央区を拠点とするJリーグ入りを目指すサッカークラブ、OsakaCitySCが、大阪府社会人サッカーリーグ1部の第2節で大阪ガスと対戦し、2-1で勝利しました。
試合は、OsakaCitySCが前半から積極的に攻撃を仕掛け、何度もゴールを脅かします。しかし、なかなか得点に結びつきませんでしたが、前半終盤にMF三浦銀太の正確なコーナーキックからFW田村健が頭で合わせ、先制点を奪いました。
後半に入ってもOsakaCitySCの猛攻は続き、バーやポストに嫌われる場面もありましたが、追加点を取れずに時間が過ぎていきます。しかし、後半中盤に再び三浦銀太のコーナーキックからDF岩切龍二が頭で合わせて追加点を奪い、2-0とリードを広げました。三浦銀太は、この試合2アシストを記録しました。
試合終了間際にOsakaCitySCがコーナーキックから直接得点を許し、2-1とされたものの、逃げ切り勝利を収めました。
試合後、伊藤瑞希監督は、「手の平からこぼれ落ちそうになった勝ち点3をどうにか掴み取った感覚の勝利でした。シュート数は正確に数えていませんが、10本は超えていると思います。チャンスはもっとありましたが、試合の早い段階で決めきれなかったことで、自分たちの試合を自分たちで難しくしました。GKの石田やCBの岩切と瀬戸を中心に守備は安定していましたが、得点が入らなかったことへのフラストレーションはあったと思います。それでも、三浦の質の高いコーナーキックから田村と岩切が得点できたことは、今のチームの大きな武器です。まだ、勝ち点6。多くの方の応援に応えられるように次節に向けて、チームとして更に成長できるように準備をします。」とコメントしました。
OsakaCitySCは、開幕から2連勝と好スタートを切り、Jリーグ入りへの期待が高まっています。