持続可能な社会構築を目指す架橋ポリオレフィンの最新技術
私たちの生活には、さまざまなプラスチック製品が溢れています。しかし、その中には環境に大きな負荷をかける素材も多く、特に廃棄物処理が大きな課題です。そんな中、架橋ポリオレフィン(架橋ポリエチレン、架橋ポリプロピレン)は、それ自体が重要な資源でありつつ、持続可能な開発目標(SDGs)にも寄与する可能性を秘めています。この架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術について、2025年5月22日(木)に開催されるライブ配信セミナーで詳しく学ぶことができます。
セミナーの概要
セミナーの講師には、(株)オオハシの代表取締役である塩野武男氏を迎え、架橋ポリオレフィンの最新技術について説明します。セミナーはZOOMを通じて行われ、参加者は業界の最新情報を得る機会を得ます。受講料は一般が22,000円(税込)、メルマガ会員は19,800円(税込)となります。資料も提供され、質疑応答の時間も設けられるため、参加者は直接質問をすることが可能です。
セミナーで得られる知識
セミナーでは、産業廃棄物として扱われている架橋ポリオレフィンの処理状況や、その技術を事業化するためのアプローチについて解説されます。現在、世界では多くの廃棄物が燃料として処処理されていますが、この技術によって行われるリサイクルは、単なる資源循環を超え、持続可能な社会の実現に寄与します。具体的な事例を挙げてSDGsへの寄与にも言及しますので、経済活動と環境保護の両立に興味がある方には必見の内容です。
セミナー対象者
このセミナーは、架橋ポリオレフィン製品を製造している企業や、電力ケーブル製造企業、給湯管・床暖房管製造会社などに特に関連しています。代表的な企業には、三菱ケミカルや住友電工、古河電工、タツタ電線、東レなどが含まれます。また、架橋ポリオレフィンを回収・再生しているリサイクル企業や、プラスチックのSDGsに関心を持つ商社、新聞社、マスコミも対象です。
セミナープログラム
セミナーは非常に多岐にわたる内容が用意されています。
1. 架橋ポリオレフィンの基本的な理解
2. 製品の利点と欠点
3. 処分の現状
4. 再利用に関する特許の歴史
5. 可塑化技術の取組み
6. 各種架橋ポリエチレンとポリプロピレンの技術開発や事業化に関する現状
7. 海外展開に向けた戦略
8. 最後に展望とまとめが行われます。
講師紹介
塩野武男氏は、工学の大学院を卒業し、その後、昭和電線電纜(現SWCC)に入社。現在は(株)オオハシの代表取締役として、電線ケーブル解体事業を手がけています。彼の豊富な経験に基づく視点から、架橋ポリオレフィンのリサイクル技術について学ぶことができる貴重な機会です。
このセミナーに参加することで、架橋ポリオレフィンのリサイクル技術の最先端を知り、持続可能な開発へのアプローチを学ぶAIとの融合を図りましょう。参加希望の方は、シーエムシー・リサーチのウェブサイトにアクセスして申し込みを行ってください。新たな技術の波に乗り、共に持続可能な未来を築いていきましょう。