熊本市で開催されたスポGOMIワールドカップ2025熊本STAGE
2024年9月21日、熊本市の中心市街地で行われた「スポGOMI ワールドカップ 2025 熊本STAGE」は、全28チームが参加し、熱い競技が繰り広げられました。優勝を果たしたのは「タンクトッパーズ★」。このチームは、拾ったごみの合計16kgを達成し、1702.5ポイントを獲得して連覇を達成しました。彼らは準優勝チームに対し、600ポイント以上の差をつけました。
スポGOMIとは?
スポGOMIは、スポーツとごみ拾いを融合させた新しい形のスポーツです。3人1組でチームを編成し、60分間の制限時間内に一定エリア内のごみを集め、その量や種類に応じてポイントを獲得します。この活動は、日本発祥でありながら、世界各国で広まっている社会貢献型のスポーツです。
大会の概要
- - 日程: 2024年9月21日(土)
- - 場所: 熊本市中心市街地(蓮政寺公園集合)
- - 参加人数: 84名(3名×28チーム)
- - 主催・運営: 一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ、一般社団法人くまもと海とミライ
ごみの収集状況
熊本STAGE全体では、合計56.39kgのごみが集まりました。会場となったのは上通周辺エリアで、見た目は清潔に見えましたが、路地裏や植え込みにはたくさんのペットボトルやたばこの吸い殻が散乱していました。このごみも河川を経由して海に流れ込む可能性があり、海洋ごみ問題への理解が重要だとされます。
優勝チームの想い
「タンクトッパーズ★」のチームメンバーは、「昨年は全国大会で優勝できませんでしたが、2回目の挑戦で良い成果を上げられたことを嬉しく思います。今年も熊本を代表して、果敢にごみを拾い続けることで、さらなる連覇を目指します。」とコメントしました。
取り組みに対する期待
スポGOMIはただの競技ではなく、環境保護意識を高める重要な活動です。2025年の日本STAGEでの活躍が期待される中、今回の成功を基に、今後も地域の環境問題に寄与する活動が続けられることが望まれています。
環境と健康を意識しながらごみを拾うこのスポーツが、より多くの人々に広がることを願ってやみません。
支援団体について
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」にも関連しており、国民一人ひとりが海洋ごみの問題に対して意識を高めることを目指しています。日本財団は、さまざまな社会問題の解決に向けた活動を行い、幅広い分野での支援を展開しています。詳細は
日本財団の公式サイトで確認できます。