タイムアウトマーケット大阪に新登場の「NEW PORT」
2025年7月、関西の台所とも言われる「タイムアウトマーケット大阪」に、施設特化型のモバイルオーダーシステム「NEW PORT」が導入されることが発表されました。この新システムは、グラングリーン大阪南館内に位置する18の飲食店舗で利用可能となり、店舗間を横断してスマートに注文する体験を提供します。
アジア初上陸の大規模フードマーケット
「タイムアウトマーケット大阪」は、世界的なライフスタイルメディア「タイムアウト」がプロデュースする、とてもユニークなフードマーケットです。関西の優れた飲食店やシェフらが集結し、訪れる人々に多様な食文化を体験させます。広大なフードコートは約3,000平方メートルの敷地に広がり、800席を用意。ここでは、洗練された空間でお食事を楽しむことができます。
「NEW PORT」とは?
「NEW PORT」は、複数のテナントからまとめて商品を選び、同時に注文できるという機能を持ったモバイルオーダーシステムです。これにより、利用者は席に座ったまま好みの料理を選ぶことができるため、広いフードコート内を移動することなく、快適にお食事を楽しむことが可能です。また、多言語自動翻訳機能も搭載されているため、外国人観光客にも配慮されています。
顧客と店舗運営の両方にメリット
「NEW PORT」の導入により、来店者には次のようなメリットがあります。
- - 快適な注文体験: 複数の店舗メニューを一斉に閲覧し、まとめて注文可能。自分のスマートフォンを使って注文から決済までが行えます。
- - 混雑の緩和: 店頭の行列を解消し、スムーズな回遊が促進されます。これにより、追加注文も容易になり、客単価の向上にも繋がります。
また、タイムアウトマーケット大阪にとっても、全店舗のクラウドPOSとのシステム連携により、店舗データの管理がスムーズになり、日々の運営業務の負担が軽減されます。これによって、業務のスピード化が図れます。
スカイファームのビジョン
「NEW PORT」を開発したスカイファーム株式会社は、神奈川県横浜市に拠点を置く企業で、2015年の設立以来、商業施設向けのトータルソリューションを提供してきました。今後も多様な空間に対応したDXソリューションを構築し、顧客体験の向上と効率的な運営の実現を目指していくとしています。
まとめ
大阪における新たなフード体験の方向性を示す「NEW PORT」は、訪れる人々にとって一層の利便性と快適さを提供することでしょう。食文化の発信地としてのタイムアウトマーケット大阪とともに、今後の展開が非常に楽しみです。