次世代モビリティとの連携により実現するスマートメンテナンスプロジェクトの始動

次世代モビリティ×BEP連携による新たなメンテナンス法

ブルーイノベーション株式会社は、スズキ株式会社の電動モビリティベースユニットを活用し、無人地上車両（UGV）と当社のデータ統合プラットフォーム「Blue Earth Platform（BEP）」と連携した「スマートメンテナンス」プロジェクトを始動しました。この取り組みは、労働力不足や高齢化など社会の課題を解決するための新たなソリューションを提供することを目指しています。

プロジェクトの概要

本プロジェクトでは、電動モビリティベースユニットを搭載したUGVが、BEPによる統合制御技術と連携することで、インフラ点検やプラント保守などの自動化を図ります。これにより、作業の省人化や高効率化が進みます。この取り組みは、特に人手不足が深刻な現場でのニーズに応えるものです。プロジェクトの一環として、2025年6月4日より幕張メッセで開催される「Japan Drone／次世代エアモビリティEXPO 2025」において、スズキの電動モビリティを用いた未来の技術展示を行う予定です。

重点領域の取り組み

ブルーイノベーションは以下の3つの分野に注力し、実用的で市場に適応したソリューションの開発に努めています。

1. UGV型スマートメンテナンスソリューションの開発
UGV技術を活用し、保守業務の効率を高めるソリューションを開発します。

2. 共通プラットフォームを活用した事業基盤の構築
BEPを中心にした事業基盤を築き、他企業との連携を強化します。

3. スマートメンテナンス市場の創出・推進活動
新技術の普及と業界内での位置づけを確立するため、積極的に活動します。

用語紹介

電動モビリティベースユニット

Skizkiが開発中の電動モビリティベースユニットは、さまざまなロボットの基盤として利用されることを目指しています。これは、自立走行やAI技術を活用し、物流や点検、監視といった分野の課題解決を目指すものです。

Blue Earth Platform（BEP）

自社独自のデバイス統合プラットフォームで、複数のドローンやロボットを遠隔操作し、ミッションを同時に遂行することが可能です。これにより、新たなサービス提供が期待されます。

スマートメンテナンス

IoTやAI、ロボティクスを活用し、メンテナンス業務を予測的・自律的・効率的に実行する取り組みです。このプロジェクトもこれらの先端技術を取り入れた新しいメンテナンスの形を目指しています。

会社概要

ブルーイノベーション株式会社は、1999年に設立され、ドローンやロボットの遠隔制御を実現するためのBEPを開発してきました。主な提供サービスとしては、点検や教育、ポートシステム、監視といった各種ソリューションがあります。これらは、未来の持続可能な社会インフラの実現に役立つものであり、多方面で期待されています。

このプロジェクトが実現することで、メンテナンス業務が一層効率化され、持続可能な社会の構築に貢献することが期待されます。私たちはこの取り組みに注目です。