B-EN-Gのグローバル展開支援強化
ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は、このたびEuropenのITコンサルティング企業、msg Plaut AGおよびSaleck Consulting GmbHとの間で戦略的パートナーシップを結びました。この提携により、製造業のデジタル変革を支援するためのグローバルネットワークが構築されることが期待されています。
パートナーシップの狙い
日本の製造業にとって、欧米市場における事業の拡大は不可欠です。しかし、地政学リスクや貿易摩擦の影響により、これまでの本社主導型のグローバル展開は難しくなっています。こうした環境の変化に対応すべく、B-EN-Gは適応型のグローバル展開を目指しています。
この提携を通じて、日本企業が欧米に進出する際の支援体制を強化し、また、欧州企業がアジア市場に積極的に進出できるようにすることが目的です。
各社の強み
B-EN-Gは、日本企業のITニーズに応えるべく、製造業向けのITソリューションを提供し、SAPの導入実績も豊富です。これまでに多くの日本企業の海外システム導入を成功させてきた実績があります。
一方、msg Plautは、製造業に特化したコンサルティングにおいて9カ国14拠点、約750人の従業員を擁し、その強力なネットワークを生かしてサービスを展開しています。また、Saleck Consultingは、SAPプロジェクトにおける国際的な経験とネットワークを活用し、日欧間の橋渡し役を果たします。
提供するサービス
この3社の連携により、具体的なサービス内容としては以下が予定されています:
- - 日本の製造業向けの欧米地域におけるERP導入・運用サポート
- - 欧米の製造業向けのアジア地域におけるERP導入・運用支援
B-EN-Gは、以前よりアジア地域を中心に日本企業のグローバル展開を支援してきましたが、今後はこのパートナーシップにより欧米地域でもその支援が強化されます。
今後の展開
今後の展開としては、2025年以降にはグローバルネットワークの情報発信が行われ、製薬や機械業界向けのソリューションも強化される予定です。また、米国でのパートナーシップ拡大も目指しています。
B-EN-Gは、この戦略的パートナーシップを通じて、継続的に支援を行える関係性を築き、グローバル事業のさらなる成長を目指します。具体的には15%以上の成長を目標としています。
まとめ
この提携により、B-EN-Gは日本企業が欧米市場で成功を収めるための新たな道を切り開くことを期待しています。地域特性に応じた最適なITシステムの導入支援が実現することで、製造業のデジタル変革がさらに加速することでしょう。
B-EN-Gの概要
ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心に企業のデジタル変革をITで支援する企業です。自社開発のソフトウェアや基幹業務システムの実績があり、グローバルに展開しています。詳しくは
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