BIM利用技術者試験が変革を迎えます
2026年度に実施される「BIM利用技術者試験」に関する重要なニュースが発表されました。一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)が明らかにしたところによれば、1級および準1級の実技試験において、IFCデータの提出が新たに必須となるとのことです。この変更は、「Building Information Modeling(BIM)」の重要性が増す中、業界の人材育成をさらに進めるための施策として位置付けられています。
BIMの重要性とACSPの役割
BIMは、建築や建設業界において欠かせない技術として注目を集めています。情報の可視化やコラボレーションを促進することで、業務の効率を大幅に向上させることが可能です。このような背景から、ACSPは2023年度にBIM利用技術者試験を新設し、業界が求めるBIMに関する知識や技術を体系的に評価し、育成していく方針を打ち出しました。
IFCデータの必須化とは?
これまでの1級/準1級実技試験では、対象ソフトウェアのネイティブモデルデータの提出が求められていましたが、2026年度からはIFCデータ(IFC2×3)が必須の要件となります。この変更により、今春からスタートする「BIM図面審査」に基づいた試験体系が実現します。IFC(Industry Foundation Classes)とは、建築情報を標準的なフォーマットで表現するための国際標準規格であり、異なるソフトウェア間の情報交換を円滑にするために重要です。
試験日程について
2026年度の試験は以下の日程で実施されます。
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試験日: 2026年9月6日(日)
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申込期間: 2026年6月22日(月)~7月22日(水)
- なお、この試験は年に1回の形式で行われます。
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試験期間: 2026年4月4日(土)~2027年3月31日(水)
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申込期間: 2026年4月1日(水)~2027年3月15日(月)
- 1級・準1級の受験には、2級の合格が必要です。
受験生へのサポート
受験者のさらなるサポートとして、ACSPでは過去の試験問題を公開しています。これにより受験生は事前に試験の傾向を理解し、準備を進めることができます。
ACSPについて
ACSPは1990年に設立され、これまでに累計61万人以上の受験者を輩出してきました。CAD利用技術者試験や3Dプリンター活用技術検定など、さまざまな試験を通じてITを活用したものづくりの分野で優秀な人材を育成することを目指しています。
最後に
新たにIFCデータの提出が必須となるBIM利用技術者試験は、建築業界におけるBIM技術の向上において重要なステップとなります。試験の詳細や受験方法については、公式Webページをご覧ください。
BIM利用技術者試験公式Webページ