2024年8月24日(土)、大阪府吹田市の大和アリーナにて、「LUSHBOMU feat.3150FIGHT」が開催される。メインイベントには、IBF世界フェザー級3位亀田和毅とIBF世界フェザー級2位レラト・ドラミニのIBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦12回戦が予定されている。
この試合の勝者は、IBF世界フェザー級1位となり、同級王者ルイス・アルベルト・ロペスへの指名挑戦権を獲得することになる。2023年10月7日に行われた2位決定戦では、ドラミニが判定で勝利し、IBF世界フェザー級2位にランクイン。一方、敗れた和毅はその後ノンタイトル戦でKO勝ちを収め、IBF世界フェザー級3位にランキングを上昇させていた。
今回の再戦に向けて和毅は「この試合に勝って世界王座に挑戦する。それだけです。2023年10月の試合で戦った自分は別の人だと思っています。今はあの時とはボクシングスタイルも人間としても全く変わっているし、別人格になっているので、今が本当の和毅(ともき)で、あの時は和毅(かずき)だと思っています」と、自信に満ちた表情で語った。
父・亀田史郎トレーナーとの再結成後、トレーニングに励む和毅は「3月の試合でもボクシングスタイルが変わってきたが、3月よりも今は、より進化したボクシングスタイルになってきていると思うし、スパーリングパートナーも色々なタイプを外国から呼んで、今、親父(亀田史郎トレーナー)と一緒に良いトレーニングができています。次の試合では、より新しい亀田和毅、 "シン・トモキ"をお見せできると思います」と、進化した自身のボクシングスタイルへの自信を覗かせた。
地元・大阪での試合に関しては「地元は応援してくれる方にもたくさん会場に来てもらえるし、大阪を盛り上げたい気持ちもあるし、やはりモチベーションが違いますね。今、練習していることを試合で爆発させたいと思っているので、試合を楽しみにしておいてください」と、地元での試合への意気込みを語った。
亀田興毅ファウンダーは「この試合で和毅が、どのくらい世界へ向けての期待を抱かせてくれるか大いに期待しています。この試合に勝てば、次は指名試合で世界王座に挑戦できることになるので、交渉にはなるけど、プロモーターの立場として、日本で試合を組んであげたいと思います。その時は自分も頑張ります。今、和毅が進化しているのは間違いないので、まずは次の試合の“シン・トモキ”に期待しています」と、和毅への期待を表明した。
イベントに関して、亀田興毅ファウンダーは「LUSHBOMUの興行はプロボクシングを中心に据えて、音楽イベント、グルメイベントを融合して素晴らしいプロフェッショナルな興行になっています。自分達が目指していた『ボクシング以外にも楽しんでもらえる」イベント作りを既に実現してやられているので、今回もLUSHBOMUさんと一緒に素晴らしい興行を作っていければと思っています」と、ボクシングファン以外にも楽しめるイベントを目指していくことを語った。
「LUSHBOMU feat.3150FIGHT」は、8月24日(土)に大和アリーナ(大和大学構内)で開催され、ABEMAにて全試合無料生中継される。チケットはSS席16,500円、S席11,000円、2階自由席3,300円。詳細は後日、両オフィシャルWEBサイトにて発表される。
アンダーカードには、佐々木る玖、伊集院嵐、宮川竜成などの注目選手が出場する。