業務満足度調査
2024-11-22 09:22:45

業務満足度調査:管理部門・士業のモチベーション実態

仕事のモチベーションと満足度調査の結果を深掘り



株式会社MS-Japanが運営する転職サービス「MS Career」が、管理部門と士業の人材に実施した「仕事のモチベーションと満足度」に関する調査が発表されました。この調査は、日本各地の228名を対象に行われ、その結果が明らかになりました。

調査の要点



調査における仕事のモチベーションは、10点満点中平均で5.9点という結果でした。特に「5点」とする回答が19.3%を占め、その後に「6点」「7点」と続き、全体としては中立的なモチベーションが伺えます。さらに職種別の分析では、「人事」と「総務」が最も高いモチベーションを示し、一方で「経理」はそれを下回る結果となりました。

年代別に見ると、20代・30代が5.0点と最も低い一方で、60代以上は6.5点と、年齢が上がるにつれてモチベーションも向上していることが浮き彫りになりました。また、性別では男性が6.1点、女性は5.6点と、男性の方がやや高いスコアを記録しています。

モチベーション低下の実態



調査に対し「仕事のモチベーションが下がることはありますか?」と問うたところ、6.6%の回答者が「ない」と答え、逆に言えば9割以上が何らかの形でモチベーションの低下を感じていることが判明しました。特に「週に1~2回」という頻度が最も多く、次いで「ほぼ毎日」と続く結果から、日常的なモチベーションの低下が見受けられます。

モチベーション低下の原因として最も多かったのは、職場の人間関係がうまくいかない場合(30.9%)、次いで業務量が多過ぎる(29.5%)、単調な業務(27.6%)といった回答が寄せられています。これらの結果から、職場環境や業務内容がいかに人々のモチベーションに影響を与えるかが分かります。

対策と職務満足度



モチベーションの低下に対する対策を求めると、83.3%の参加者が何らかの対策を行っていると回答しました。最も多い対策は「仕事の進め方を見直す」(29.4%)というもので、次いで「目標やタスクの見直し」(28.3%)が続きます。仕事の進め方を変えることで、多くの人が根本的な問題解決を図ろうとしていることが分かります。

また、「自分へのご褒美を設定する」や「運動をする」など、仕事以外のアプローチで気分転換を図る人も多く見られます。

一方で、今の仕事について75.4%の人が「良かったと思う」と答えました。特に「人事」に従事する人たちが最も高い満足度を示し、反対に「士業・士業事務所スタッフ」が最も低いという結果に。良かったと感じる理由は、達成感やワークライフバランスに関連したものでした。

結論



この調査から、管理部門や士業で働く人々のモチベーションと満足度には明確な傾向が見えてきました。業務に対するストレスや職場環境が、モチベーションに与える影響は大きく、適切な対策を講じることが重要です。また、仕事を通じての達成感や生活の質を高めることも、今後の課題となるでしょう。MS-Japanは、今後もこうした調査を通じて人々の働きやすい環境づくりに貢献していきます。


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会社情報

会社名
株式会社MS-Japan
住所
東京都千代田区富士見2-10-2飯田橋グラン・ブルーム4F
電話番号
03-3239-7373

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