和光で体験する「CARUSO×VITALE BARBERIS CANONICO」による特別なインスタレーション

銀座・和光における特別展「CARUSO×VITALE BARBERIS CANONICO」

銀座にある和光の本店地階アーツアンドカルチャーでは、2024年2月20日から26日まで、イタリアブランド「カルーゾ（CARUSO）」とファブリックの老舗「ヴィターレ・バルベリス・カノニコ（VBC）」による、日本初の特別なインスタレーションが行われます。この展示は、両ブランドの創造的なコラボレーションを通じて、モダンな視点から伝統と革新を探求するものです。

「カルーゾ」はエレガントなモノづくりを得意とし、革新的な技術と伝統的な手法を融合させてきました。特にアイコンモデル「アイーダ（AIDA）」は、フル毛芯仕立てによるイタリア特有のテーラリング技術を基にしたデザインが特徴です。このインスタレーションでは、VBCの豊かなアーカイブから復刻した10種の生地を用いた限定品が用意されています。これにより、カルーゾとVBCの両ブランドの特色を際立たせ、来場者に特別なファッション体験を提供します。

「時が紡ぐ生地」

本展では「時が紡ぐ生地」をテーマに、過去から現代までのアーカイブに焦点を当てています。日本と和光の年譜と結びつけ、歴史的なファッションが現在までどのように受け継がれているかを探ります。ブースではさまざまな時代の色彩と、時空を超えたクラフツマンシップに想いを馳せることができるキャンバスが広がります。歴史ある生地の背後には、長い時間をかけた職人たちの努力や愛情が込められています。

レセプションイベントもあり

また、展示会期間中の2月23日には、特別なレセプションイベントが開催されます。このイベントでは、クリエイティブディレクターである栗野宏文氏と、イタリアから来たカルーゾとVBCのCEOによるトークショーが行われます。トークショーは13:00からの30分間で、完全予約制となっており、その後の13:30からは、栗野氏とカルーゾによるフィッティングおよびコーディネート相談会が実施されます。この相談では、お客様の着用シーンを想定した生地選びの提案が行われるため、興味のある方は早めの予約をお勧めします。

「CARUSO」と「VBC」とは？

「カルーゾ」は1958年に創業され、伝統的なテーラー技術と最新のマシンを融合させた高品質なテーラードアイテムが魅力です。その中で「アイーダ」は特に人気があります。また、最近のトレンドを取り入れた新モデル「ゼロ（ZERO）」も注目されています。

一方、「ヴィターレ・バルベリス・カノニコ」は、1663年から続く家族経営のファブリックメーカーで、サステイナブルな生産方法で知られています。地域の労働環境や環境保護に配慮しながら、最高級のテキスタイルを提供しています。両ブランドの理念には、伝統と革新、持続可能性が息づいており、今回のインスタレーションでもそれが表現されています。

和光アーツアンドカルチャーの役割

和光のアーツアンドカルチャーは、単なる購入の場ではなく、日本の伝統技術や創作の背景を深く理解し伝える文化交流の場です。ここでは、職人のクラフツマンシップや最新技術を組み合わせた製品展示、そして定期的な美術展が行なわれており、地域の人々との交流を育んでいます。和光では、今後もアートや文化を発信する拠点としての役割を果たし、訪れる人々に新たなインスピレーションを与えることでしょう。

和光では、「CARUSO×VBC」の特別なインスタレーションを通じて、ファッションの深い世界に皆さまをお招きします。参加をご希望の方は、ぜひこの機会をお見逃しなく！