進化する映像表現──VR映画体験で未来の映画業界を探る講演会
映画ファンや映像制作を目指す学生にとって、近年注目されているのがVR(バーチャルリアリティ)技術を活用した映像作品です。これには視聴者自身が物語の一部となり、インタラクティブな体験ができるという新しい魅力があります。その背景には、急速なテクノロジーの進化があり、今や映画制作の手法も大きく変わっています。2022年8月3日、日本の映画専門学校でこの興味深い分野の未来を探るための「VR映画スペシャル講演会」が開催されることが決まりました。
VR映画の市場と未来
VR映画は、もはや単なる視聴体験ではなく、視聴者が体験者として積極的に関わる新しい作品の形です。制作技術の進化により、映像業界には新たなスキルが求められており、その影響で教育の質も変わっています。専門学校では、アニメーションや特撮といった従来の手法に加え、AR(拡張現実)やVRに関するカリキュラムが含まれており、次世代の映像クリエイターを育成しています。
この講演会では、VR映画の第一人者として知られる待場勝利氏が来校し、彼の豊富な経験をもとに講演を行います。待場氏は、国際映画祭においても数多くの受賞経験を持ち、読者やスタジオの好奇心をかき立てる内容になること間違いありません。
講演会の詳細
「VR映画スペシャル講演会」は、映像制作の現場で必要な知識や技術を学ぶ貴重な機会です。具体的には、VR映画の制作秘話や、最新の業界動向、さらに未来の映画・映像業界のビジョンについても触れられる予定です。
これまでの映画制作とは一線を画した新しい表現手法について、じかに聞くことのできる貴重な機会です。参加者は実際にVR体験をしながら、未来の映像ついて学ぶことができます。映画・映像の愛好者や学生にとって必見のイベントです。
待場勝利氏のプロフィール
待場勝利氏は、VR映画の著名なプロデューサーであり、国内外の映画祭において数々の受賞歴を持つ人物です。東京藝術大学の非常勤講師でもあり、日本初のXR国際映画祭「Beyond The Frame Festival」の設立者でもあります。彼はアメリカで映画制作を学び、20世紀フォックスにおいて日本語版プロデューサーとしても活躍してきました。VRでの様々なプロジェクトを手掛け、そのクオリティは業界内外で評価されています。特に2020年と2021年には、ベネツィア国際映画祭のVR部門でコンペティション作品にノミネートされています。
参加方法とお問合せ
講演会はメディアもオープンにし、取材を希望される場合は事前に問い合わせが必要です。参加を希望する方は、公式ウェブサイトまたは以下の連絡先にて、詳細を確認できます。
今回の講演会は、未来の映画業界について貴重な視点をもたらす良い機会です。様々な疑問に対する答えが得られるかもしれません。間近に迫ったこのイベント、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
東京俳優・映画&放送専門学校について
当校は、俳優や映像、テレビ、造形、音楽といった分野でスペシャリストを育成する教育機関です。業界のニーズに応じた研修と実績を重ねてきました。今後の映画・映像分野を考える上で、私たちの教育プログラムが重要な役割を果たしていくことでしょう。