ソラストグループが「ルクミー」を全園に導入
株式会社ソラスト(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:野田 亨)は、2025年4月よりグループが運営する全保育園においてユニファ社が開発した「保育総合ICTルクミー」を導入することを決定しました。このシステムは、保護者との連絡帳をはじめ、園児の健康管理や登降園管理、午睡チェック、保育士のシフト管理など、保育園における多岐にわたる業務をサポートします。これにより、保育士の業務負担を軽減し、より多くの時間を保育サービスに注ぐことが可能になります。
この「ルクミー」は、ソラストの直営保育園に2021年から導入されており、その成果はすでに多くの保護者から好評を得ています。保護者からは「連絡帳に写真があることで、以前は文章だけで想像していた園の様子がより具体的に理解できるようになった」「子どもの成長を身近に感じられる」「写真付きの連絡帳を使って子供と楽しく会話している」といった声が寄せられています。
「ルクミー」の機能
「保育総合ICTルクミー」には、園での活動を写した写真データの管理機能やAIに基づく顔認識機能、さらには誰が何枚写っているのかを自動でカウントする機能があります。この機能により、園の現場での様子を効率よく整理し、保護者と共有できる仕組みが整っています。
最近、ソラストグループの一環として運営される「はぐはぐキッズ株式会社」や「株式会社なないろ」による28園での導入も決まりました。これにより、単に業務負担を軽減するだけでなく、保育士たちがよりゆとりを持って保育に専念できる環境作りが進められます。全ての子どもたちが安心して、楽しく活動できる保育園運営を目指していく方針です。
DX化による保育現場の進化
「ルクミー」は保育に関する業務のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進しており、登降園状況や健康チェック、午睡センサーによる確認を簡便化しています。2024年9月時点では、全国で20,000以上のサービス利用があり、約70の自治体に導入されているという実績があります。
ユニファ株式会社のビジョン
ユニファ社は、「家族の幸せを生み出す新しい社会インフラを創出する」という目的のもと、育児や保育に関する社会課題の解決を目指しています。IoT技術や生成AIを駆使した保育支援サービス「ルクミー」は、地域の保育環境の向上に寄与しています。「スマート保育園」「スマート幼稚園」といった構想を通じて、働きながら子育てしやすい社会の実現を目指しています。
株式会社ソラストの事業基盤
ソラストグループは、全国で33,000人以上の従業員を抱え、医療事務、介護サービス、保育施設の運営など多岐にわたる事業を展開しています。具体的には、医療機関からの業務受託、在宅・施設サービス、認可保育所の運営などを行っています。企業理念として、「人とテクノロジーの融合により、地域社会を支え続ける」という考え方を掲げ、安心して暮らせる地域社会の実現に貢献していきます。
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