ENENがForgersのARシミュレーターで理想の家具選びを実現

ENENとForgersが新たなインテリア体験を提供

大阪に本拠地を置くD2C家具ブランドENENが、東京のXR開発スタートアップ株式会社Forgersと手を組み、革新的なショッピング体験を実現しました。この取り組みは、ENENのオンラインストアで提供される「KUUM（クーム）モジュラー家具シミュレーター」を通じて行われます。実際に製品を手に取ることができないオンラインショッピングのデメリットを克服し、顧客が理想の家具をカスタマイズできる新しい方法が登場しました。

RITTAI SIMULATORとは何か？

3DとAR技術を駆使した「RITTAI SIMULATOR」は、Forgersが開発したシミュレーションツールで、ユーザーはウェブ上でさまざまな材料や色を組み合わせて、自分だけの家具を創り出すことができます。インテリアのパーツを自由に変更し、その結果をリアルタイムで確認できるため、ユーザーにとって非常に有益な体験となります。これにより、実際のスペースやデザインに合った製品の選別が容易になり、購入意欲を高めます。

具体的に言えば、ユーザーはまず、元の家具のスタイルや色を選び、次に生地やその他のパーツを自由に組み合わせていきます。そして、選択した家具をAR機能を使って実際の自宅やオフィスの環境に置いてみて、そのサイズやカラーを確認できます。これにより、自分の生活様式にあった適切な選択が可能になるのです。

ENENの取り組み

ENENが目指すのは、「気軽に家具を楽しむライフスタイルの創造」です。このビジョンにもとづき、長く使い続けたくなるようなモジュラー家具を展開しています。KUUMシリーズは、素材やサイズを自由に組み合わせられ、顧客が自ら製品に個性を付けることができます。

さらに、ENENは商品の選びやすさにも特に重きを置いています。新たに提供されるKUUMモジュラー家具シミュレーターは、顧客が自身の好みやスタイルにフィットする家具を見つける手助けをするためのものです。商品の対象カテゴリーはソファやテーブル、チェアなど幅広く、今後も新しいカテゴリーが追加される予定です。

Forgersの方針

株式会社Forgersは、幅広い業界に向けて3DおよびAR技術を提供しています。特に、ユーザーとのインタラクションが重要視される現在のマーケットにおいて、これらの技術を活用したソリューションは欠かせません。

また、ForgersはARやVRのビジネスに特化したコンサルティングやシステム開発も手がけており、国内の大手企業とも取引を行っています。今後も、技術革新とユーザビリティを重視し、多様なビジネスシーンに貢献していくことでしょう。