ピーエスシー沖縄、アジア進出拠点設立
株式会社ピーエスシーが沖縄に新たに子会社を設立しました。この子会社名は「株式会社ピーエスシー琉球」で、アジア市場への進出を目指しています。設立の背景には、国内外のクライアント企業に向けた事業継続計画(BCP)やコスト削減に対するニーズの高まりがあります。これに応じた効率的なオペレーションを構築し、支援していく方針です。
子会社設立の目的
新設されたピーエスシー琉球を通じて、同社が保有するデータセンターやオペレーション部門を戦略的に分散し、より優れたサービスを提供することを目指しています。これにより、顧客にとっての競争力が高まるほか、より柔軟で迅速な対応が実現できるでしょう。
さらに、ピーエスシーグループは、沖縄県内を基盤としてだけでなく、アジア各国に向けたサービス展開を進めていく方針です。これにより、地域の成長だけでなく、グローバルなビジネス展開も視野に入れた活動が期待されています。
設立の詳細
株式会社ピーエスシー琉球は、2013年1月23日に設立されました。代表取締役には鈴木正之氏が就任しており、資本金は1000万円です。所在地は沖縄県西原町で、出資比率は当社100%出資となっています。主な事業内容は、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)やITSサービス、クラウドサービス、WEBサービスにわたります。
公式ウェブサイトは
http://www.psc-ryukyu.co.jp/ で、これからのサービス展開に注目が集まっています。
既存のサービスとの連携
ピーエスシーは、もともとコンサルティングを含むWebサイト制作、システム開発を行っている企業です。ITサービス事業においては全国展開を行い、セキュアセンターを基盤にクラウド・コンピューティングを視野に入れています。新設された子会社は、これらの事業との連携を強化し、より包括的なITサービスを顧客に提供できる体制を整えています。
今後の展望
子会社設立による業績への影響は軽微とのことですが、長期的には顧客からの信頼を勝ち得ることで、事業成長につながる可能性があります。これにより、ピーエスシーは本格的な成長期に突入するとの予測もあり、その進展がますます期待されます。
ピーエスシー沖縄の子会社設立は、アジア市場での可能性を広げる一環として捉えられています。各企業が求めるBCPの確立やコスト削減のニーズに応えていくことで、さらに顧客基盤を拡大し、地域経済への貢献も期待されます。