セリタ建設が進める『アルムナイ採用制度』の背景と意義
株式会社セリタ建設(本社:佐賀県武雄市)は、地域密着の建設会社として、持続可能な人材の確保を目指し『アルムナイ採用制度』を新たに導入しました。この制度は、過去に同社で勤務し、その後退職した社員を再び受け入れるもので、多様なライフイベントやキャリアアップを経て再活躍を望む元社員を対象としています。
アルムナイ採用とは
アルムナイ採用は、退職した社員が持つ経験やスキルを再び会社に活かす仕組みで、結婚や出産、育児などのライフステージの変化に対応しやすい点が特徴です。この制度により、元社員は以前の職場に戻ることで、これまでの知識やスキルを新たな現場で発揮できるチャンスを得ることができます。
制度導入の背景
セリタ建設は、人材を企業の最大の資産と位置付け、社員の再活躍を促進する取り組みを進めています。しかし、最近の建設業界は人口減少や若手不足が顕著で、持続可能な運営が課題となっているのも事実です。そうした中、実際に元社員が他の業界での経験を経て戻り、軽重オペレーターとして再び活躍している姿が、制度導入の大きなきっかけとなったのです。
制度の詳細
『アルムナイ採用制度』の応募資格は、過去にセリタ建設で正社員として勤務していた経験があること。職種は重機オペレーターや施工管理職、営業職、事務職など多岐にわたり、勤務地は佐賀県武雄市に限定されています。応募はセリタ建設の採用サイトから行うことができ、選考は書類選考、面接、適性検査を経て行われます。
2度目の入社を果たした社員の声
工事部のHさんは、7年前にセリタ建設を退職し、他の業界へチャレンジ。しかし、再び地元で働くことを選び、現在は重機オペレーターとして再スタートを切りました。Hさんは戻ってくる際に以前の仲間からの温かい歓迎を受け、外で培った経験を活かしながら若手社員の育成にも力を入れたいと考えています。
今後の展望
セリタ建設は、地域に根ざした企業としての責任を果たしながら、正社員の再雇用制度を通じて、地域社会に貢献する会社を目指しています。新卒・キャリア採用、リファラル採用、地域学校との連携、インターンシップなど多様な手法で、採用活動を進めており、全ての社員がキャリアを経ても輝ける環境を整え、さらなる成長を追求していきます。代表取締役の芹田章博氏は、「地域に貢献し続ける企業として進化を続けたい」と語っています。
会社情報
- - 社名:株式会社セリタ建設
- - 代表取締役:芹田章博
- - 本社:佐賀県武雄市朝日町大字中野10153-4
- - 創業:1969年
- - 事業内容:総合土木工事業、地盤改良工事
- - URL:セリタ建設公式サイト