APTが目指す物流の設計
株式会社APTは、近年深刻化する物流業界の課題に対し、新しいアプローチとして「設計する物流」を提唱しています。この考え方は、従来の「預ける物流」や「特定メーカー主導による導入」からの脱却を目指し、荷主企業自らが主導権を持つ物流のあり方を模索します。
物流業界の現状と課題
今日、物流業界はさまざまな問題に直面しています。労働力不足や自動化の推進が進む中、運用の複雑さは増す一方です。特に、特定メーカーからの提案を鵜呑みにすることが多く、結果としてオーバースペックな設備を導入してしまったり、部分最適でシステム全体が機能しなくなったりという失敗が散見されています。「泣いている倉庫」とされる現象はその典型です。
APTはこれらの問題の根底にあるのが、中立的な立場で全体設計を相談できる相手の欠如にあると分析します。不動産会社やマテハンメーカー、SIerなど、多様なプレーヤーの思惑によって、顧客にとっての最善策が見失われている状況があります。
中立的なアプローチ
APTが目指しているのは、まさに「物流版の保険の窓口」のような存在です。特定のメーカーに縛られることなく、様々な選択肢から、顧客のニーズに適した最適なソリューションを提案します。新品から中古、サブスクリプションモデルに至るまでのあらゆる選択肢をフラットに提供することで、2026年以降の物流の変革に寄与すると考えています。
LOGISTICS TODAY特集記事の要点
LOGISTICS TODAYで発表された特集記事では、APTが進める垂直統合型ソリューション「Σ(シグマ)」の実践例が取り上げられています。これにより、各テーマに焦点を当てることで、具体的な改善策が浮き彫りになります。
壁打ちからの出発
問題の解決に向けて、最初は高額な設備投資を行うのではなく、経営者の悩みをじっくり聞く「壁打ち」から始め、その中で潜在的な課題を掘り下げることが重要です。顧客の真のニーズを理解し、具体的な方向性を見出すためのプロセスが求められています。
異種メーカーをつなぐ技術
APTでは、「海外製ロボット」と「国内製コンベア」のように、異なるメーカーの機器同士をシステムで統合する力に注目しています。こうした統合力を駆使することで、選択肢が広がり、より高い運用効率が期待できます。
自動化の民主化
また、APTは過剰な提案を避け、中小企業でも導入可能な自動化の実現を目指しています。ステーキ一切れで満足な顧客に過剰な提案を行うのではなく、身の丈に合った提案をすることで、自動化が広がる環境を作り出します。
今後の展望
APTは、今後も「Σ(シグマ)」を軸にして、荷主企業が主体的に物流をコントロールできる体制を支援していきます。特定メーカーに依存しないアプローチで、持続可能で柔軟な物流システムを構築し、業界全体の底上げに貢献する姿勢を貫いていきます。
株式会社APTについて
APTは、倉庫業界に新たな価値を提供し、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを通じて業界を変革することを目指しています。マルチメーカーに対応する強みを活かし、顧客とともに課題を解決し、業界全体の発展に貢献していく姿勢を見せています。
【会社概要】
株式会社APTは、2009年に設立された企業で、千葉市に本社を構えています。機械器具設置工事を主な業務とし、全てのステークホルダーに笑顔を届けるために努力しています。