琉球ゴールデンキングスのユースチーム、成長を続ける若きアスリートたち
琉球ゴールデンキングスのユースチームは、最新の「マンスリーレポート」で彼らの成長を報告しました。特にキングスU18およびU15の活動は充実しており、次世代のバスケットボール界を牽引する選手たちの成長が見受けられます。
キングスU18の戦績と成長
2024年の「U18日清食品 九州ブロックリーグ」の全日程が11月に終了し、キングスU18は5勝3敗で6位に入りました。このリーグ戦では、全国大会常連校とも対戦し、選手たちにとって貴重な経験になったと伝えられています。特に注目すべきは、3年生の#25 上原颯太選手と1年生の#13 ブレイク・ジェレマイヤ選手です。
上原選手は、ディフェンス力やオフェンスの突破力でチームを引っ張り、試合を通じて様々な経験を積み重ねました。リーグ戦の中での最終戦では、身長200cm超の相手選手に対峙し、自身の弱点を反省しつつも、高いレベルで戦う重要性を実感しました。「リバウンドが取れなくても、相手をマークし続けることができた」と語る上原選手。
一方、デビューしたばかりのブレイク選手も着実に成長中。インサイドでのプレーを重視しながらも、周囲とのコミュニケーションを大切にし、スキルを磨いています。少ないプレータイムの中でも自分の役割を理解し、次なるチャンスに備えています。
キングスU15、全国大会に向けた成長
続いて、キングスU15は熊本県で行われた「第3回ハヤシカップ」に参加。強豪チームに挑んだことにより、選手たちは実戦経験を得ることができました。特に注目してほしいのは、キャプテンの宮里俊佑選手の活躍です。彼は自ら積極的にプレーしつつ、チームメイトとの連携を意識して戦いました。
対戦相手は、全国中学校バスケットボール大会3連覇中の四日市メリノール学院。この試合では、宮里選手が白谷選手とのマッチアップに挑み、「逃げずにしっかり体を当てることを意識した」と振り返ります。しかし、3クォーターで相手の逆転に遭い、最終的には敗北。しかし、この経験を来年の全国大会に向けて生かす意欲が感じられました。
さらなる挑戦に向けて
両チームともに、一つひとつの試合を通じて経験値を積んでおり、来たる全国大会への準備が着実に進んでいます。それぞれの選手が自分自身の課題を明確に持ち、チームとしてもさらなる向上を目指しています。特に、U15の宮里選手は「全国大会でまた対戦し、リベンジをしたい」と燃える思いを語っており、全選手が真剣に成長を追求しています。
選手たちが自身の力を最大限に発揮できるよう、今後も周囲のサポートを受けながら、精神的・肉体的に成長していく姿に期待が高まります。琉球ゴールデンキングスのユースチームの挑戦から、目が離せません。これからの彼らの活躍にぜひご注目ください。