熊本AIラボ開設
2018-08-30 15:01:13
音声特化のAIラボ「熊本AIラボ」開設へ!地域活性化に期待
音声特化型のAIベンチャー、Hmcomm株式会社が熊本市に新たに「熊本AIラボ」を開設することを発表しました。この新しい拠点は、同社の音声認識技術力を高め、高品質なコールセンター向けのプロダクトやサービスを開発・提供するための重要な一歩です。
1. 熊本AIラボの設立背景
Hmcommは、AI技術の人材確保を戦略的課題と位置づけており、特に九州地域には地元志向の強い優秀な人材が多く存在します。このエリアに拠点を設けることで、競争が激化するAI分野において、他社との差別化を図ることを目指します。熊本市を選んだ理由は、ベンチャー企業にとっての事業支援環境が充実しており、開発活動がスムーズに行えると判断したためです。
2. 新設ラボの概要
新しい「熊本AIラボ」は、熊本県熊本市中央区水道町に位置し、2018年9月に稼働を開始する予定です。この拠点では、20名以上のスタッフが音声認識技術を活用したコールセンター向けのプロダクトを開発します。また、既存の音声認識AI技術を中心に、業務支援プロダクト「VContact」を通じて更なるサービス向上を図ります。
VContactの特徴
「VContact」は、AIとコールセンターを組み合わせたシステムで、以下のような機能があります。
1. リアルタイム音声認識:通話内容をリアルタイムでテキスト化し、自動的に記録します。
2. FAQ提案システム:登録されたFAQに基づいて、オペレーターに自動で回答候補を提示します。
3. 連携機能:通話後のデータを指定のフォームに自動で転送し、業務を効率化します。
4. 自動帳票化・自動要約:通話内容を基に帳票を自動生成し、要約機能も提供します。
5. 学習機能:修正した内容は学習情報として蓄積し、システム全体に反映されます。
このように、音声認識を駆使した高機能プロダクトが、九州エリアで展開されることに期待が高まっています。さらに、地元企業として地域に根ざした人材育成と開発支援の活動も展開予定です。
3. 今後の展望
新たな拠点の設立は、既存の音声AI市場における競争力を高め、九州地域の経済活性化にも寄与することが期待されています。Hmcommは、優秀な技術者たちと共に、音声AIの新たなフロンティアを切り開いていくことでしょう。
4. メディア掲載情報
このニュースはメディアでも広く取り上げられ、熊本朝日放送や熊本日日新聞、さらに日経新聞などでの掲載が予定されています。地域の皆様の関心を集め、HMcommの活動に対する期待が高まる中、このAIラボの開設が果たす役割に注目が集まることでしょう。
5. 企業情報
Hmcomm株式会社は2012年設立。東京都港区に本社を置き、音声に特化した人工知能開発を行っています。特に音声認識技術と異音検知に強みがあり、今後も新たなプロダクトを展開していく方針です。
会社情報
- 会社名
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Hmcomm株式会社
- 住所
- 東京都港区芝大門2-11-1富士ビル 2階
- 電話番号
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