鳥取砂丘で官民一体の熱中症対策がスタート
2023年7月19日土曜日の午前10時から、鳥取砂丘の玄関口である「鳥取砂丘ビジターセンター」で、熱中症予防の啓発活動が本格的に始まりました。この活動は、2011年に立ち上げられた「熱中症予防声かけプロジェクト」が主導し、観光客やセンターで働く従業員に向けた熱中症対策を推進するものです。
プロジェクトの概要
「熱中症予防声かけプロジェクト」は、全国の地方自治体や官公庁、企業、民間団体が一丸となって熱中症を防ぐための取り組みです。15年目を迎えた今年、再び力強いメッセージを発信することとなります。特に、暑い夏の到来が予測され、砂丘の特性上熱中症対策は不可欠です。官民協力のもと、様々な啓発活動が展開されます。
観光客向け活動
1.
啓発のぼりの設置:観光客が多く訪れる砂丘の入口に、日本人だけでなく海外からの観光客にも適した熱中症予防ののぼりが掲示されます。
2.
花王とのコラボ:スペシャル応援企業の花王株式会社と連携し、冷たさを感じる「ビオレ冷タオル」の特別販売が行われる他、「ビオレUVケア」の無料体験コーナーが設けられます。
3.
機能性Tシャツの販売:伊藤忠ファッションシステム株式会社と協力し、暑さ対策にもなる「ひと涼みTシャツ」を同センターにて販売します。
従業員向け活動
1.
無償提供のUVケア:花王から提供される「ビオレUVケア」が無償で従業員に提供され、暑さへの対策を支援します。
2.
機能性Tシャツの無償提供:従業員も「ひと涼みTシャツ」を無料で受け取り、働く環境の快適さを高めることが目的です。
3.
熱中症対策のドリンク:キリンビバレッジ株式会社から提供される「ソルティーライチ」の無償提供を通し、従業員に対する水分補給の重要性が強調されます。
実施詳細と日程
この啓発活動は、7月19日(土)から8月17日(日)までの土日祝日及びお盆期間の16日間にわたって実施されます。具体的な日程は、7月の19、20、21、26、27日及び8月の2、3、9、10、11、12、13、14、15、16、17日です。
未来への展望
このプロジェクトは、来る夏に向けてより多くの人々に熱中症予防の重要性を認識してもらうことを目指しています。官民一体で進めるこの活動が、一人でも多くの命を救うことに繋がることを期待しています。今後もさまざまな機関・企業との連携を深化させ、全国的に熱中症対策を推進していく予定です。
お問い合わせ
取材希望者は事務局までご連絡ください。詳細は
公式ウェブサイトをご覧ください。