江戸文化体験
2012-07-23 14:00:01
江戸文化の魅力を体験!三代目薩摩駒花太夫襲名記念公演とワークショップ
江戸の風情が息づく日本橋で、伝統的な影絵芸能「江戸写し絵」の魅力を体感する素晴らしい機会が訪れます。有限会社新日屋が主催する三代目薩摩駒花太夫襲名記念の公演「江戸の賑わい」は、2023年8月30日(木)に三越劇場で開催されます。この公演では、江戸写し絵の歴史や特徴を深く学びながら、特別なパフォーマンスも楽しむことができます。
江戸写し絵とは、日本独特の影絵の一つで、江戸後期に誕生し、昭和初期にはその歴史に幕を下ろしました。この芸能は、オランダから伝わった幻灯機の原理を基に独自に発達し、ガラス板に描かれた絵を用いて物語を語る形式を取ります。特に、木製の映写機「風呂」を使って和紙に映し出される絵は、そのクオリティやストーリー性に驚かされることでしょう。
公演では、午前中に日本の古典マジック「江戸手妻」を披露し、午後には芳町芸者衆による伝統の踊り「吉兆手打式」が行われます。これらのプログラムを通じて、江戸時代の賑わいや人々の生活を垣間見ることができることでしょう。そのため、家族や友人と一緒に楽しむのにもぴったりなイベントです。
さらに、8月19日(日)には小学生を対象とした「子ども写し絵ワークショップ」が開催されます。このワークショップでは、参加者がダンボールや電球を使って映写機「風呂」を作り、プラスチックシートに絵を描くことで「種板」を製作します。子どもたちは映像を投影する仕組みを学びながら、自分の描いたイラストが動く楽しい経験ができます。また、完成した作品は持ち帰ることができるため、自由研究の題材にも最適です。
このワークショップは子どもたちが創造の喜びを感じる絶好の機会です。技術が発展し、電子媒体が主流となった現代において、手作りの映像制作を通じて、自分自身の創造力を掘り起こすことができます。参加することで、物作りの楽しさや、友達と共同で創作する喜びを感じながら、歴史や文化についても深く理解することができます。
ぜひ、この機会に江戸文化の魅力を体験し、未来へと受け継がれる伝統の一端を知っていただきたいと思います。当日はご家族や友人と一緒に、江戸の賑わいを感じる素晴らしいひと時をお過ごしください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 新日屋
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町3-3-6ワカ末ビル7F
- 電話番号
-
03-6202-2869