みどり脱炭素
2025-06-10 19:44:33

温室効果ガス削減を目指す「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」設立

みどり脱炭素海外展開コンソーシアム設立の背景



日本における温室効果ガス排出削減は、持続可能な社会を実現するための重要な課題です。農林水産省は、その取り組みの一環として「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」の設立を発表しました。この新しいコンソーシアムは、農林水産分野での温室効果ガス(GHG)排出削減技術を海外に展開する目的で、企業や団体の参加を呼びかけています。

自国の企業が技術を海外に広めることで、国際的な環境問題の解決に寄与することを目指しています。5月に発表された「農林水産分野GHG排出削減技術海外展開パッケージ」、通称「MIDORI∞INFINITY」は、こうした取り組みの基盤となる重要なプロジェクトです。

コンソーシアムの目的



「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」は、関係省庁や機関と協力し、我が国企業と国際的パートナーとのマッチングにより、脱炭素プロジェクトの形成を促進します。このコンソーシアムでは、セミナーやパネルディスカッションを通じて、国内外の情報共有や技術交流を行い、温室効果ガス削減技術の普及を図ります。

そして、これにより二国間クレジット制度(JCM)にもつながる可能性が増し、さらなる国際共同作業が進むことが期待されています。

入会要領について



このコンソーシアムでは、活動に賛同する法人や団体の入会を随時受け付けています。入会を希望する企業は、設置規則を確認の上、申込みフォームに必要事項を記入し、申し込むことが求められています(入会申し込みフォームはこちら)。

また、入会には設置規則の理解が必要であり、規則に基づいた活動を行うことが求められています。

設立総会の開催



「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」は、令和7年6月4日(水曜日)に設立総会を開催しました。この総会では、農林水産省をはじめとする4つの関係省庁や機関が、「農林水産分野GHG排出削減技術海外展開パッケージ」に関する説明を行い、GHG排出削減に関心を持つ125名の参加者が集まりました。

メッセージ



新たに設立されたこのコンソーシアムは、単なる技術の普及に留まらず、持続可能な社会を実現するための重要な一歩です。温暖化が進行する中、われわれ一人一人ができることや、株式会社としての取り組みが求められています。このような機会を通じて、企業や団体が連携し、より良い未来を築くことが期待されます。

温室効果ガスの削減は、一企業単独ではなかなか成し遂げられないものです。多くの参加によって、知見を深め、共に解決策を模索していくことが肝要です。今後の取り組みにぜひご注目ください。


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