おてらおやつクラブ寄付開始
2024-07-02 16:01:25

野球グローブで夢を応援!おてらおやつクラブが奈良県三宅町と連携しふるさと納税型寄付を開始

野球グローブで夢を叶える!おてらおやつクラブが三宅町と連携しふるさと納税型寄付を開始



認定NPO法人おてらおやつクラブは、子どもの貧困問題の解決を目指し、全国のお寺から「おそなえ」を頂き、それを「おさがり」として、困っているひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動を行っています。

この度、奈良県三宅町と連携し、ふるさと納税の仕組みを活用した寄付の受付を開始しました。三宅町との協働によるふるさと納税型の寄付募集は初めての試みです。

# 「体験格差」をなくす、夢へのサポート



「体験格差がある子どもたちへ『おすそわけ』で笑顔を届ける」をテーマに、2024年7月1日から2025年1月7日までの期間で、3,000,000円の寄付を募集しています。

今回の寄付は、ひとり親家庭への「おすそわけ」の配送費やシステム開発費、子どもたちに紙芝居や人形芝居を届ける「おてらおやつ劇場」の運営費に充当されます。

さらに、三宅町で有名な「野球グローブ」を、おてらおやつクラブとつながるひとり親家庭の子どもたちへ贈呈します。社会的・文化的体験に手が届きにくい子どもたちが、将来の可能性を広げられるよう、夢の実現を後押しする取り組みです。

# 三宅町との連携



奈良県を拠点に全国で活動するおてらおやつクラブと三宅町は、2024年3月1日に「ひとり親家庭への支援に関する連携協定」を締結しました。

この協定に基づき、三宅町は地域資源を活用し、おてらおやつクラブの活動に協力することで、地域全体でひとり親家庭を支え、子どもたちの健全な成長を促進する社会を目指しています。

# 深刻化する子どもの貧困問題



厚生労働省が発表した最新の「子どもの貧困率」は、2021年度時点で11.5%となり、18歳未満の子どもの9人に1人が貧困に苦しんでいます。特にひとり親世帯の貧困率は44.5%と、深刻な状況です。

貧困家庭の子どもたちは、食事や学習だけでなく、様々な体験の機会にも格差が生じています。これらの格差は、子どもたちの将来の選択肢を狭めてしまう大きな課題です。

# 全国への「おすそわけ」で、より多くの子どもたちに笑顔を



「おすそわけ」の対象を全国にすることで、より多くの人が本プロジェクトに関心を持ち、支援に参加できるようになります。同時に、支援が必要な家庭におてらおやつクラブの活動を知ってもらう機会となり、情報が届きにくい家庭とのつながりも生まれます。

本プロジェクトを通じて、地域が連携し、子どもたちの貧困問題解決に向けた取り組みを強化することで、誰もが助け合える社会の実現を目指します。

# 寄付のお願い



コロナ禍や物価高騰の影響で、困窮家庭への継続的な支援はますます重要になっています。皆さまのご支援を心よりお待ちしております。


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