エリアリンクが「ESGイニシアティブ・アワード」で日本とアジアの2冠を達成
東京都千代田区に本社を構えるエリアリンク株式会社は、2025年の「Self Storage Expo Asia」において「Environmental, Social, and Governance Initiative Award(ESGイニシアティブ・アワード)」の日本部門とアジア部門で共に第1位を獲得しました。この賞は、アジアにおけるトランクルーム業界の優れた企業活動に贈られるもので、エリアリンクが評価された要因は多岐にわたります。
「Self Storage Expo Asia」とは?
「Self Storage Expo Asia」は、毎年開催されるアジアのトランクルーム業界の重要なイベントで、各国の関係者が集まり、技術革新や安全性、デザインなどの観点から優れた運営を行う企業を表彰します。昨年は、エリアリンクが運営する「ハローストレージ横須賀佐野町」が「多店舗展開オペレーター部門でのストア・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
社会貢献活動が評価される背景
2025年5月に行われた授賞式において、エリアリンクの企業としての社会貢献とコーポレートガバナンスが高く評価されました。受賞の理由として、小学生を対象にした整理整頓の教育講義や、環境保護に配慮したオフィス運営が挙げられています。特に、出前授業を行うことで、約500名の子どもたちに整理整頓に関する知識を提供している点が重要です。
エリアリンクは、整理収納アドバイザーの資格を持つ社員が講師を務めるなどして、教育活動に力を入れています。加えて、持続可能な社会の実現に向けて、オフィスで使用する電力を100%グリーン電力に切り替え、年間約43.2トンのCO2削減を目指しています。さらに、プラスチックごみの削減を図るため、紙製のファイルを導入しています。
エリアリンクの企業理念
エリアリンクの代表取締役、鈴木貴佳氏は、「日本の暮らしを豊かにし、モノを大切にする社会を実現したい」という思いをもってストレージ事業を推進しています。これも、ESG活動の一環であり、今後も持続可能な社会を目指し、さらなる努力を続けるとのことです。
アジアセルフストレージ協会(SSAA)について
受賞の背景には、アジアセルフストレージ協会(SSAA)の存在も重要です。この団体はアジア各国のトランクルーム業界の成⻑を目指し、2014年に設立されました。現在、日本をはじめ、香港、シンガポール、タイなどの業界関係者が参加しており、業界標準の確立を目指しています。
「ハローストレージ」の概要
エリアリンクは、「ハローストレージ」というブランド名で、2,626物件、116,648室のレンタルトランクルームを展開しており、業界で最大規模を誇ります。屋外型のストレージから、専用設計の店舗、バイク専用トランクルームまで、様々なサービスを提供して、利用者の様々なニーズに応えています。詳しくは
ハローストレージの公式サイトで確認できます。
このように、エリアリンクの取り組みや受賞は、企業が持つ社会的責任を果たすモデルとして注目に値します。エリアリンクの今後の更なるESG活動に期待が寄せられています。