総務省 第16回評価分科会
令和6年11月20日(水)、総務省第二庁舎にて「第16回評価分科会」が開催されます。時間は午前10時から12時まで。
この分科会では、我が国における国際機関へのデータ提供状況と、季節調整法の処理状況に関する重要な議題が取り上げられます。特に、データ提供は国際社会における日本の立ち位置を示すものであり、季節調整法についての議論は統計の精度向上に寄与します。これからの日本の政策決定に大きな影響を与える会議となることでしょう。
評価分科会の議事次第
分科会の議事は以下のように予定されています。
1.
我が国における国際機関へのデータ提供状況について
- この項目では、日本が提供しているデータの具体的内容やその数、質についての説明があります。また、他国との比較も行われ、「データ未登録国が日本を含めて3か国以下であるデータ提供依頼案件」の資料も配布され、より具体的な状況が明らかになりそうです。
2.
季節調整法の処理の状況の整理について
- 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、季節調整法の適用についての議論が含まれます。特に、各府省での季節調整適用手法に関する資料が共有され、過去のデータとの整合性や、今後の統計データの精度向上に向けた方策が話し合われる予定です。
配布資料の内容
分科会では、重要な資料が配布される予定です。
- - 資料1−1: 我が国における国際機関へのデータ提供状況
- - 資料1−2: データ未登録国が日本を含めて3か国以下であるデータ提供依頼案件
- - 資料2−1: 新型コロナウイルス感染拡大期における季節調整について
- - 資料2−2: 各府省等における季節調整適用手法
- - 資料2−3: 各季節調整系列における設定外れ値及びARIMAモデル情報の記録、保管及び引き継ぎの状況
さらに、他国のデータ提供状況も参考のために示され、日本の状況を国際的に理解する手助けとなります。
結論
第16回評価分科会は、統計データの透明性や正確性を一層高めるための重要な機会です。分科会での議論は今後の政策形成においても大きな影響を与えることでしょう。参加者は、これらの議題に対して真摯に取り組むことが期待されており、日本のデータ提供の質を向上させるためのアイデアや政策提言が生まれることにも期待が寄せられています。