翻訳ディスプレイ導入
2024-11-01 17:11:29

トヨタモビリティサービスが外国人向け翻訳ディスプレイを導入

トヨタモビリティサービス株式会社(TMS)は、東京都に本社を置き、インバウンド観光客の増加にともない、レンタカー需要が高まっていることを受けて、顧客サービスの向上を図る新たな取り組みを発表しました。特に、英語など多言語での対応に課題がある店舗に対し、今秋から全国初の試みとして、TOPPAN株式会社製の翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz®️UCDisplay®️」カラー版が3店舗に導入されます。

近年、訪日外国人観光客によるレンタカー利用が増えており、万全のサポート体制を整えることが求められています。導入される透明ディスプレイは、店頭での車両貸渡や各種お問い合わせに対し、正確かつ迅速に情報を伝えることが可能となります。このディスプレイは、音声またはキーボードから入力された情報を、13言語に自動翻訳し、視覚的に表現します。受付側は音声入力でやり取りできる他、来店者は視覚的に情報を受け取ることができ、難聴者や語学障がい者へのサポートも実現しています。特に重要なのは、最新の翻訳アルゴリズムを用いることで、固有名詞や定型文を血登録し高い精度でのコミュニケーションが可能になる点です。

導入の意義


TMSが「VoiceBiz®️UCDisplay®️」を導入した理由は、お客様に対するおもてなしの向上を図るためです。母国語での対応によって、観光客は安心してサービスを利用でき、店舗での会話も親しみやすいものとなります。これにより、お客様の満足度が一層高まることが期待されています。また、正確な翻訳を通じて、貸渡の際に必要な時間が短縮され、業務がスムーズに進むことを目指しているのです。

このディスプレイは、感染症対策にも寄与するとされています。非接触型の透明ディスプレイは、安全性を高め、スタッフとお客様のリスクを軽減することが可能です。

導入店舗と今後の展望


「VoiceBiz®️UCDisplay®️」は、すでに3店舗での実証実験を経て、羽田空港(国際線)店でもその効果が評価されています。TMSは今後、さらなる店舗への導入を進め、多言語に対応できるサービスを拡充していく方針です。顧客満足度の向上と、訪日外国人観光客への質の高いサービス提供を目指す取り組みが大いに期待されています。

今秋、カラー版の導入によりこれまでの単色モデルに比べて視認性が向上し、筐体の改良により移動も容易になりました。これにより、より快適な体験を提供することで、観光客に対するおもてなしも一層強化されることでしょう。トヨタモビリティサービスは、今後も顧客のニーズに応え続ける企業であり続けることを目指しています。


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会社情報

会社名
トヨタモビリティサービス株式会社
住所
東京都中央区日本橋浜町2-12-4
電話番号

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