ソラコムが新たなLANアダプターを発表し、カメラの利便性を向上

ソラコムが新しいイノベーションを提供

株式会社ソラコムが、新たに「ATOM Cam Swing 専用 LANアダプター」の提供を開始します。このアダプターは、ソラコムのクラウドカメラサービス「ソラカメ」を有線LANで接続することを可能にし、より安定した通信環境を提供します。2024年12月23日から利用可能となり、価格は2,530円（税込）です。

「ソラカメ」の特長とは？

「ソラカメ」は、Wi-Fiカメラを活用したクラウド録画サービスです。設置が簡単で、電源とWi-Fiさえあれば、スマートフォンアプリを使ってわずか3分ほどで初期設定が完了します。これにより、すぐにカメラのライブ映像や録画された映像の閲覧を始めることができます。

「ATOM Cam Swing」カメラは、その首振り機能が大きな魅力です。カメラ設置後に、遠隔でその視点を変更でき、水平方向に360度、垂直方向に180度の角度調整が可能です。これにより、リモートでの確認が容易になり、死角がほとんどありません。さらに、フルHDの高解像度やカラーナイトビジョン機能、赤外線LEDによる夜間撮影、そしてIP65対応の防水防塵性能を搭載しています。また、カメラ内蔵のAIと連携した自動追跡機能も備えており、多様な利用シーンに対応可能です。

導入が進む各分野での活用

「ソラカメ」は特にスーパーマーケットなどの小売店舗、製造業、工場、建設現場などでの導入が進んでいます。遠隔からの監視という新たな手段を提供することで、効率的な業務運営が可能となっています。安価に導入できることからも、多くの企業が選択肢に加えています。

専用LANアダプターの導入により

新たに提供される専用LANアダプターにより、Wi-Fi環境が不安定な場所でも安定した接続が可能になります。物流倉庫や工場など、Wi-Fiの2.4GHz帯域が既に業務用機器に使用されている場合でも、有線LAN接続が選べることで、安心してカメラを設置することができます。また、Wi-Fi電波強度が弱い現場や、アクセスポイントに接続する端末が多い環境でも、通信環境が整い、よりスムーズに「ソラカメ」を利用することが可能になります。