コクーがD&I AWARD 2024にて「ベストワークプレイス」を受賞
コクー株式会社は、2024年5月に開催された「D&I AWARD 2024」において、認定ランクの最高位である「ベストワークプレイス」を獲得しました。このアワードは、ダイバーシティとインクルージョンに積極的に取り組む企業を評価するもので、今年度は過去最多の710社が参加しました。
D&Iとは?
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)は、多様性と包摂を意味します。企業が多様な人材を受け入れ、協力的な職場環境を提供することにより、協働と創造性が育まれるとされています。コクーは、この理念を基にした企業文化を強化し、社員一人ひとりが自らの役割を果たせるように努めています。
コクーのD&Iに対する取り組み
コクーは「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」という目的を掲げ、多様性の実現に向けた取り組みを展開しています。
1. D&I推進に向けた事業展開
同社は、未経験者を正社員として採用し、DX人材を育成する「ITインフラ事業」や「デジタルマーケティング事業」など、様々な分野で事業を展開しています。これにより、社員は自らの能力を最大限に発揮しやすい環境が整えられています。
2. 環境づくり
コクーでは、妊娠や出産を経験した女性社員のために「ふぁみさぽ」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、勤務時間の変更や育児支援制度を提供し、社員が安心して働き続けられる環境の構築を目指しています。また、子育て中のパパ・ママ社員も含めた制度へと進化させている点も注目です。
3. 女性活躍推進活動
2026年までに女性活躍推進企業No.1を目指す「女性活躍推進委員会」を発足。社員のニーズに応じて育児や支援制度を整備し、ベビーシッターサポートなどを導入しました。これにより、女性社員が中長期的に活躍できる環境が整備されています。
4. LGBTQ支援活動
最近、コクーは「SOLA(ソラ)」というLGBTQとその支援者のコミュニティを立ち上げました。多様性についての認知を高め、社内での理解促進に努めています。さらに、「LGBTフレンドリー宣言」を行い、社内でのトレーニングプログラムを実施している点も評価されています。
5. 国際文化の理解促進
社員の国籍や文化に関係なく、共生できる企業文化を育成するために「国際文化部」を設置しました。さまざまな国の文化を体験し、社員間の理解を深める活動を行っています。
今後の展望
コクーは今後もこれらの活動を通じて、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を強化し、誰もがイキイキと働ける社会の実現を目指します。また、今後のアワードへの参加も続け、多様性の実現に向けた成果を広く社会に伝えていく方針です。
コクー株式会社は、2023年に8888万円の資本金を背景に設立され、東京千代田区に本社を持つ企業です。さまざまな事業を展開する同社の今後の活躍から目が離せません。