日本の靴下ブランドがフランスに登場!
日本の靴下ブランド『NISHIGUCHI KUTSUSHITA』が、フランス・パリで開催されるインテリア・ギフトの国際展示会『Maison et Objet』に今回初めて出展することになりました。このブランドは1950年から靴下づくりを続けるファクトリーブランドで、その背後には長い歴史と伝統があります。
ブランドの誕生と理念
『NISHIGUCHI KUTSUSHITA』は、三代目の西口功人が2017年3月に立ち上げました。ブランド名は、独自の思想「はくひとおもい」に基づいています。これは、履く人を第一に考えた靴下づくりを求める姿勢を表しています。良質な天然素材を使用し、新旧のマシンを駆使して編み出される靴下は、時代を超えたデザインとなっており、毎日の生活に溶け込むよう工夫されています。
国内外での進展
ブランド設立当初から、多くの小売店での取り扱いが始まり、一定の評価を得てきました。最近ではイギリス、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、中国、香港、韓国と、海外からも多数の問い合わせが増加している状況です。9月に行われる『Maison et Objet』では、奈良県の地場産業としての魅力を伝えることを目指し、海外市場への本格的なアプローチを強化していきます。
注目製品の紹介
展示会に出展される代表的な製品には、以下のようなものがあります。
優れた防縮ウールを使用し、洗濯を繰り返しても縮みにくい商品です。しっかりと編まれた素材感が心地よく、履き心地も抜群で温かさがあります。
特殊な紡績機を用いて糸にした短繊維の落ち綿を使用。履けば履くほど風合いが増し、ヴィンテージ感を楽しめます。
モヘヤのような光沢感のあるLINCOLNとメリノウールのブレンドがつくる柔らかさと軽量感が特徴。厚手ながらも快適さを実現しています。
Maison et Objetについて
『Maison et Objet』は、フランスのパリで年2回行われる国際見本市で、インテリアやギフトに関連する製品が多く展示されます。このイベントは、世界中のデザイナーやバイヤーが一堂に会する機会となり、ブランドの国際展開を促進する場となっています。
今後の展望
『NISHIGUCHI KUTSUSHITA』は、今後も靴下の品質を追求しつつ、国内外に向けた新たな挑戦を続けていく予定です。消費者の暮らしが豊かになるような製品を提供し、一日を変える靴下としてのモットーを体現していくことでしょう。自社のウェブサイトやSNSでの情報発信にも力を入れ、さらなるファンの獲得を目指します。
私たちの生活を支える小物としての靴下、NISHIGUCHI KUTSUSHITAの今後にぜひ注目です!