学校建設のため寄付
2025-09-01 16:25:55

エヌ・シー・エヌが岐阜県白川町に学校建設のため寄付

エヌ・シー・エヌ、白川町の新校舎建設に寄付



東京都千代田区に本社を持つ株式会社エヌ・シー・エヌは、岐阜県加茂郡白川町の小中学校建設に向け、企業版ふるさと納税制度を利用して1,000万円を寄付しました。この寄付金は、白川町で計画されている「施設一体型小中新校舎建設プロジェクト」の木造部資材費に使われる旨が発表されました。

2025年8月27日(木)、寄付金の贈呈式が白川町役場にて行われ、エヌ・シー・エヌには町長から感謝状が授与されました。出席者には、白川町長の佐伯正貴氏、エヌ・シー・エヌの創業者で名誉顧問の杉山恒夫氏、取締役常務執行役員の福田浩史氏が名を連ねました。

寄付の目的と背景


岐阜県加茂郡白川町は、エヌ・シー・エヌの創業地であり、地域との交流も深い過去があります。近年、白川町では少子化や学校施設の老朽化が懸念されており、その解決策として「施設一体型小中新校舎建設プロジェクト」が策定されました。このプロジェクトでは、地域の小学校と中学校を統合し、新たな小中学校の校舎を2025年度から2028年度にかけて段階的に建設する計画があります。

白川町は、その総面積の88%が森林で、高級建材の東濃桧の産地としても知られています。このプロジェクトで建設される校舎には、周辺の自然に調和した木材が多く使用される予定で、温もりを感じる空間が実現されるでしょう。

エヌ・シー・エヌの地域貢献


エヌ・シー・エヌは、創業者の杉山恒夫氏が木材事業に従事してきた背景があり、地域貢献への思いが強い企業です。1996年に設立された同社は、木造建築の普及を通じて安心・安全な住環境の構築を目指してきました。特に、「SE構法」と呼ばれる独自の工法が評価されています。

これまで、震災被災地への木造建築資材の提供や地域活性化の共同事業を推進し、地方創生に寄与してきたエヌ・シー・エヌ。今回の寄付は、生誕の地である白川町の子どもたちにとっての良好な教育環境を実現するための一環であると言えます。

未来への期待


佐伯正貴白川町長は、この寄付に対し深く感謝の意を表し、白川町では年に生まれる子どもがわずか10人となっている中、今回のプロジェクトが町の最後の学校となる可能性が高いと述べました。町の将来を担う子どもたちが、この校舎で多くの思い出を作り、白川町への愛着を育むことを期待しています。

杉山恒夫名誉顧問も、地域教育への貢献が自社の理念につながることを願っており、今後も地域再生を支援する活動が継続されることでしょう。福田浩史常務執行役員も、地域社会のアイコンとなるような校舎の完成を楽しみにしています。

新たな校舎の計画


新校舎の名称は「美濃白川学園(仮称)」で、2025年10月に着工し、2028年2月の完成が予定されています。敷地面積は16,748平方メートル、延床面積は約3,000平方メートルの規模を有します。快適な教育環境が整い、地域のシンボルとなることが期待されています。

この寄付は、地域の未来を築く大きな一歩といえるでしょう。白川町の新たな教育環境の実現に向けた取り組みに、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


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会社情報

会社名
株式会社エヌ・シー・エヌ
住所
東京都千代田区永田町2-13-5赤坂エイトワンビル7階
電話番号
03-6897-6311

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