紀の川市の桃
2017-07-25 15:05:02
紀の川市の魅力を安倍首相にアピール!フルーツ王国の桃たち
和歌山県紀の川市の中村愼司市長は、7月24日に首相官邸で安倍晋三首相を表敬訪問し、地元の魅力的な果物を紹介しました。この訪問の目的は、紀の川市が誇る桃の品質と味わいを知ってもらい、さらなる認知度向上を図ることでした。安倍首相は、紀の川市産の紅白桃を手に取り、その美しさに感嘆し、実際に試食を行いました。「甘くてジューシーですね」とその味を絶賛し、海外輸出に向けても「頑張って」と激励の言葉を送りました。
紀の川市は、和歌山県の中でも特にフルーツ生産で知られています。なんと、桃の生産量では西日本一を誇るこの地域では、「清水白桃」や「なつっこ」といった人気の高い品種が栽培されています。市長は、この桃の魅力を全国に広めることが急務であり、台湾などへの輸出も視野に入れていると語っています。
市内での桃の収穫は、6月中旬から8月中旬まで続き、その間は桃を求める観光客で賑わいます。特に、紀の川市桃山町に広がる「ひとめ十万本」と呼ばれる桃畑では、春先には桃色の霞が立ち込め、まさに桃源郷のような風景が広がります。このような地域の特性を活かし、多彩な果物が生産される紀の川市は、単なるフルーツの産地だけでなく、健康的で豊かな生活を送るための場所としても魅力を持っています。
さらに、地元の盛り上げるイベント「ぷる博」では、フルーツ文化の普及と市民の交流が図られ、地域の活性化にも寄与しています。市長の取り組みとしては、フルーツの魅力だけでなく、「住みやすいまち」を推進するシティプロモーション「住いも甘いも紀の川市」が挙げられます。これは、紀の川市の住環境の良さとフルーツの美味しさを両方アピールし、人々の移住・定住の促進を図るものです。
安倍首相との出会いを通し、紀の川市のフルーツが国際的に認知されることを期待し、市長は強調しました。「今後もしっかりPRして、全国、さらには海外に向けても積極的に発信していきたい」と。
このように、紀の川市はフルーツ王国としての地位を確立するために、多方面での努力を続けています。安倍首相との会見も、新たなスタートとして捉え、地域の特産品を多くの人々に届けるための第一歩として非常に重要な機会となったのです。今後もこの地域の魅力や取り組みを広く知らしめる活動が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
紀の川市
- 住所
- 和歌山県紀の川市西大井338番地
- 電話番号
-
0736-77-2511