パーソルグループ、女性管理職比率と男性育休取得率が過去最高を達成
「はたらいて、笑おう。」を掲げるパーソルホールディングス株式会社は、2024年度の企業実績を発表し、女性管理職比率27.6%、男性育休取得率84.3%という過去最高記録を達成しました。これは、同社が推進するDEI(Diversity, Equity & Inclusion)活動の成果であり、特に女性活躍推進に注力しています。
DEIの重要性とパーソルの目標
パーソルグループは、2030年までに女性管理職比率を37%に、高い目標として設定。経営にかかわるジェンダーダイバーシティ委員会を設立し、積極的な施策を進めています。男性育休取得率についても、2026年までに100%を目指しており、2024年度には84.3%を達成しました。
外部評価による実績
このような取り組みが評価され、パーソルグループはMorningstar Japanの「Gender Diversity Tilt Index」やMSCI日本株女性活躍指数に選出されました。また、日本取締役協会が主催する「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2024」にて東京都知事賞を受賞し、これらの評価は同社のDEI推進活動が業界内外で高く評価されている証といえます。
多様な人材活躍に向けた取り組み
パーソルグループは、多様な人材が活躍できる環境作りに力を入れています。具体的には、リモートワークやフレックスタイム制度を導入し、社員が自律的にはたらける環境を整えています。また、社員のスキル向上に向けた研修も充実しており、「DEIマネジメント研修」や「DEIリテラシー研修」などが実施されています。
特に「パーソル育児サミット2024」と呼ばれるイベントを通じ、男性育休の重要性を啓発し、社会全体での育休取得の風土を形成しようとしています。
未来に向けた展望
パーソルグループは、今後も「はたらいて、笑おう。」というビジョンを実現するための様々な施策を推進していく予定です。2030年には、「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
この目標に向けて、今後もDEIの推進や多様性を尊重する企業文化の醸成に努めていくことでしょう。全ての社員が最大限に能力を発揮し、自分の持つ価値を活かせる環境を作り上げる意義は、企業の成長と発展にも必ず結びついていくはずです。
パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣や人材紹介を中心に人と組織に関する事業展開をしているパーソルホールディングス。2008年に新たに持株会社を設立し、その後2017年に社名変更を行いました。また、東京証券取引所プライム市場にも上場し、2025年の連結売上高は14,512億円を見込んでいます。
詳細情報
パーソル公式ウェブサイト