投資を楽しく学ぶ!射水市の小学生向け授業がスタート

投資を楽しむ授業が射水市で開催



富山県射水市にある片山学園初等科では、小学生を対象にした投資教育の授業が2023年10月に行われる。この授業では、クイズやカードゲームを通じて、楽しく投資の基礎を学ぶことができる。開催日は10月10日と24日の2日間であり、6年生が対象となっている。

収益を意識した金融教育の重要性


この授業が企画された背景には、2022年4月から高校での金融教育が必修化されたことがある。さらに小学校や中学校でも、家庭科や社会科といった教科に金融教育の要素が取り入れられた。少子高齢化や低金利の現状から、将来的な年金受給や資産形成への不安が高まっている。そうした中、若い世代が早い段階から金融や投資に関する知識を備えることが、今後ますます重要になるといえる。

楽しい学びの内容について


授業では、まず5つのクイズを通じて投資に関する基礎知識を習得する。また、カードゲーム「アセットモンスター」を利用して、実践的な金融知識を学ぶ。ゲーム内では経済用語を遊びながら覚えることができ、インフレや円安といった現実の経済状況がお金に与える影響についても理解を深める。

「アセットモンスター」は金融知力普及協会とSMBC日興証券が共同制作したもので、楽しく遊ぶ中で経済資産の種類や特徴について学べる。ゲームを通じて資産価格の変動要因を学ぶことができ、マンガ付きのオリジナルテキストによって、より深く金融の仕組みや役割を理解できる設計となっている。これらの活動は、未来の選択肢を増やす大切なステップだ。

NVICの取り組み


農林中央金庫グループの一員である農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC)は、長期厳選投資のパイオニアとして、金融教育の普及にも取り組んでいる。ブランドの代表である酒見直秀社長が率いるNVICは、個人向け投資信託「おおぶね」や米国株投資の助言を行っており、投資の世界を変えるべくさまざまなチャレンジを続けている。

このように、金融教育の重要性が認知されつつある今、片山学園初等科での授業は、子どもたちの未来にとって大きな意味を持つ。この学びの場で得た知識や経験が、子どもたちの人生にどのような影響を与えるのか、期待が高まる。

おわりに


今後も全国各地でこのような取り組みが広がれば、より多くの子どもたちが投資や金融に関する知識を得ることができ、経済社会において自立した判断ができるようになる。射水市での試みは、その一歩となるだろう。

会社情報

会社名
農林中金バリューインベストメンツ株式会社
住所
東京都千代田区内幸町二丁目2番3号日比谷国際ビル14階
電話番号
03-3580-2040

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