新しい販路「OWL」
2019-09-02 10:11:52
生産者と消費者をつなぐ新たなマーケットプレイス「OWL」の登場
農水産物の新しい流通モデルが登場!
長らく国内の農水産物は、卸売や小売を介して消費者の元へ届いてきました。この流通の流れには数多くの規制があり、特に品質の高い農水産物でも、規定に合わないものは販売が難しいという現実があります。そのため、生産者の収益は低く、消費者の要望も直接届かないというジレンマが存在していました。
そんな中、今月11月に新たに登場するのが、農水産物の直接売買マーケットプレイス「OWL(アウル)」です。このサービスは、地方自治体が推薦する生産者たちが、自らの農水産物を消費者に向けてダイレクトに販売できるオンラインプラットフォームです。生産者は、自身の作った農水産物の品質に自信を持ってアピールできるチャンスを得ることができ、同時に消費者は高品質かつ安全な食材を迅速に手に入れることが可能になります。
「OWL」の特徴とは?
「OWL」の魅力の一つは、チャット機能を通じて生産者と消費者が自由にコミュニケーションを取れる点です。この機能により、生産者は直接自身の商品の魅力を訴求でき、その過程で消費者の疑問にも迅速に答えることができるのです。これにより、消費者は商品についての理解を深め、より安心して購入することが可能になります。
加えて、従来の流通業者を介さないため、生産者自身が自由に価格を設定でき、より高い収益を得る道が開かれています。流通手数料の負担を軽減し、より公正な取引が実現できるのです。このような新たなビジネスモデルは、生産者自身が能力を発揮できる持続可能な流通システムの構築につながると期待されています。
地域活性化への貢献
レッドホースコーポレーションは、これまでに全国各地の地方自治体や生産者との関係を深め、ふるさと納税を通じた地域活性化において重要な役割を果たしてきました。今回の「OWL」は、その集大成ともいえるプロジェクトであり、地域生産者が自走できる仕組みを提供することで、新たな農業の未来を築くことを目指しています。
食品の安全性や品質に対する意識が高まる中で、消費者はますます自らの選択肢にこだわるようになっています。特に都市部では、農家との契約を通じて新鮮な食材を求める飲食店が増加しています。「OWL」は、そうしたニーズにも応えつつ、女性や若者といった新しい買い手層の獲得も狙っています。
このサービスがもたらす未来
旧来の流通モデルでは、品質が高いとされるものでも多くの障壁がありました。しかし「OWL」を利用することで、生産者は自らの声を届け、消費者も自分の求めるものを手に入れることができる、新しい時代の流通を実現しています。
このプロジェクトは、地域活性化の鍵を握る新しいマーケットプレイスとして、多くの期待を集めています。今後もこの取り組みは進化し続け、持続可能な社会の実現に向けて邁進することでしょう。
「OWL」は、地域生産者や消費者双方にとって新たな可能性を示すプラットフォームとして、今後の展開が注目されます。
会社情報
- 会社名
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レッドホースコーポレーション株式会社
- 住所
- 東京都墨田区横網1-10-5KOKUGIKAN FRONT BUILDING2階
- 電話番号
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