freee資金調達
2012-12-19 12:17:07
全自動会計アプリfreeeがシリコンバレーから資金調達、新たなステージへ
全自動会計アプリfreee、シリコンバレーから5000万円調達
日本を拠点に活動するCFO株式会社は、全自動のクラウド型会計アプリ「freee」の運営を行っており、最近シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるDCMから5000万円の資金を調達したことを発表しました。この調達により、freeeはさらにその機能を拡充し、更なる成長を目指すとのことです。
freeeの特長と利点
freeeは、個人事業主や中小企業向けに設計された会計アプリです。特に注目すべきは、その全自動機能です。銀行口座やクレジットカードと同期することで、経理業務を自動化し、手動でのデータ入力を不要にします。これにより、経営者は経理にかかる時間を大幅に削減し、本業に専念することができます。
また、経営状況をリアルタイムで把握できるレポートも自動で作成され、Web上からいつでも確認可能です。こうした機能により、青色申告に対応した決算書の作成もスムーズに行えます。従来の会計ソフトでは必要だった複式簿記の知識も不要となり、誰でも簡単に経理業務を手がけられる環境が整っています。
CFO株式会社の理念と事業計画
CFO株式会社は、「テクノロジーで人を面倒から解放し、人がより面白いことにフォーカスできる・経済を元気にする」という理念のもとに設立されました。この理念を実現するために、同社はfreeeを通じて、日本の経済の中核を成す中小企業の支援に力を入れています。同社の目標は、freeeを「日本のビジネスを元気にするプラットフォーム」として進化させることです。
代表者の経歴
代表取締役の佐々木大輔氏は、一橋大学商学部を卒業後、博報堂や未公開株式投資ファンド勤務を経て、株式会社ALBERTの執行役員として企業財務の管理を担当していました。その後、2008年にGoogleに参画し、日本国内およびアジア・パシフィック地域における中小企業向けマーケティングにおいて大きな成功を収めました。2012年にはCFO株式会社を設立し、現在に至ります。
一方、取締役の横路隆氏も、慶應義塾大学の出身で、コンピュータサイエンスの専門知識を有しています。Sonyでの経験を経て、freeeの開発にも大きく寄与しています。
まとめ
今回の資金調達を機に、CFO株式会社はfreeeの更なる機能拡充を図り、中小企業の経営環境の改善に寄与していくことが期待されます。本アプリは今後の日本のビジネスシーンにおいて、ますます注目される存在となることでしょう。今後の動きから目が離せません。
会社情報
- 会社名
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フリー株式会社
- 住所
- 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階
- 電話番号
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