新ブロードバンド制度
2025-12-17 15:09:08
NTTドコモビジネス、地域へのブロードバンドサービスを支える新制度導入
NTTドコモビジネスの新たな取り組み
NTTドコモビジネス株式会社は、2026年1月1日より「ブロードバンドユニバーサルサービス制度」を運営開始すると発表しました。この制度は、地域における光ファイバー基盤の維持を目的とし、特に人口減少が進む離島や山間地において、ブロードバンドサービスの提供を確保するためのものです。
制度の背景と目的
現在、地理的条件によって通信サービスの提供が難しい地域の存在は、通信業界の大きな課題となっています。このため、令和4年の改正電気通信事業法に基づき、様々な通信事業者が協力し合い、これらの地域でのサービス維持に向けた費用を分担する必要が生じました。これにより、地域のICT環境を守り、持続可能な成長を支えることが期待されています。
具体的な制度の内容
新制度の導入に伴い、NTTドコモビジネスでは「ブロードバンドユニバーサルサービス料」を設定します。この料金は、2026年3月の利用分から請求が開始され、1回線あたり月2.2円(税込)となります。この費用は、対象となるサービスを利用している顧客に対して公平に負担していただく形となります。
対象サービスについて
「ブロードバンドユニバーサルサービス料」は、FTTH(Fiber to the Home)アクセスサービスや携帯電話アクセスサービスを利用した固定およびモバイルブロードバンドサービスが対象とされています。具体的な請求の詳細については、NTTドコモビジネスの公式サイトで確認できます。
今後の請求方法については、「2027年以降の請求方法は未定」とされていますが、別途詳細が発表される予定です。顧客には、この新たな料金制度への理解と協力が求められています。
NTTドコモビジネスの今後の展望
NTTドコモビジネス株式会社は、企業と地域の成長を支えるため、「産業・地域DXのプラットフォーマー」としての役割を担っていくことを目指しています。この新制度の導入により、より多くの地域で安定したブロードバンドサービスを提供することで、人々の生活をより便利にする取り組みへとつながります。
NTTドコモビジネスの公式発表や追加情報は、同社のウェブサイトにて随時更新されますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。今後の動向にも注目です。
会社情報
- 会社名
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NTTドコモビジネス株式会社
- 住所
- 電話番号
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