小倉唯 LIVE TOUR 2024 〜Bloomy × Meet you!〜 ファイナル公演レポート
2024年11月17日、パシフィコ横浜 国立大ホールで行われた小倉唯の「LIVE TOUR 2024 〜Bloomy × Meet you!〜」は、約5年ぶりの豪華なライブが繰り広げられました。このツアーは、10月14日に相模女子大学グリーンホールでの神奈川公演を皮切りに、群馬、福岡、大阪、愛知などを巡り、再び神奈川でファイナルを迎えました。
オープニング映像が流れる中、白を基調とした華やかな衣装を身にまとった小倉がステージに現れ、「Lovely Happily Shiny Days」を元気いっぱいに歌い上げます。観客との掛け合いから始まるこの曲は、会場に活気をもたらしました。
続く「パンドラ♡ショコラ」では、ダンサーたちと息の合ったパフォーマンスを展開し、「Baby Sweet Berry Love」と立て続けに盛り上げました。今回のツアーは、2024年9月にリリースされたニューアルバム『Bloomy』を引っ提げてのもので、セットや衣装も花をテーマにした華やかなもので、まるで絵本から飛び出してきたような世界観が演出されました。
さらに、小倉は「アコガレCollection!」をダンサーとともに華やかに披露し、会場は熱気に包まれます。彼女がステージを一旦降りると、スクリーンには自身が初めて書き下ろしたストーリーを朗読する映像が流れ、観客はその世界観に引き込まれました。
再びステージに戻った小倉は、エメラルドグリーンのドレスに衣装を変え、新曲の「花占いするの♡」を情熱的に歌唱。アルバムのテーマである「一瞬だから美しい、せつなさ」を表現した楽曲を次々とパフォーマンスし、観客の心を掴みました。特に、切なさを感じさせる「シュガーハートエイク」「恋の秒針」といった楽曲は、聴く人々に深い感動を与えました。
ライブの中盤、青と黒のチェックの衣装に変わった小倉は「Wild☆Kitty」「ドキドキラビリンス」「Empty//Princess.」を力強く披露。マイクをヘッドセットに変更し、さらにダイナミックなダンスを展開しました。再度の朗読映像岐を挟み、ピンクのドレスで彩られた衣装が新たな演出を引き立てます。
ここからラストスパートに入り、曲「Raise ~Bloomy ver.~」を経て、「One & Only」、「Wind of Bloom」で本編は締めくくられました。客席からは大きな拍手が沸き起こり、アンコールの声が続きます。
小倉は「わくわくシャンプー&リンス」を披露後、観客との絆を深める記念撮影や告知コーナーを行います。Blu-rayの販売案内やファンクラブイベント情報が発表され、ファンは来年のイベントにワクワクが止まらない様子でした。
5年ぶりのツアーを締めくくるにあたり、彼女がファンへの感謝を伝えると、メドレーで「Look@Me♡」「トキメキWeekend!」「Honey♥Come!!」を披露。「君色のキセキ」でアンコールを終了するも、客席はさらなる熱気を求めて再度のアンコールを送ります。小倉はこれに応え、「エブリデイ☆ハッピーデイ」を歌い上げ、約2時間30分の公演を大盛況に締めくくりました。
この夜、小倉唯のファイナル公演は、ファンにとって特別な思い出が満ちた感動の時間となりました。彼女の歌声とパフォーマンス、そしてファンとの絆は、この先もずっと輝き続けることでしょう。