ジーフィット資金調達
2022-10-27 13:30:01
ジーフィットが2.35億円を調達、為替リスクの新たな制御を目指すフィンテック企業
ジーフィット、2.35億円の資金調達を実施
為替テック企業「ジーフィット」(GFIT)は、2.35億円の資金調達を行い、今後の事業展開を加速させることを発表しました。この資金調達は、フィンテック業界における為替リスクの制御を図るための重要なステップであり、グローバルビジネスにおけるリスクマネジメントの新たな視点を提供します。
ミッションとビジョン
ジーフィットは、「フィンテックで世界を一つに」というミッションを掲げており、海外との取引に伴う為替リスクに対して、誰もが簡単にリスクを管理できる環境を整えることを目指しています。特に、従来の発想では専門家に依存していた為替取引に対し、企業が自立してリスクを管理するためのサポートをする方法を追求しています。
為替情報コミュニティの設立
その取り組みの第一歩として、2022年11月に海外取引を行うビジネスパーソン向けの為替情報コミュニティを設立することを予定しています。このコミュニティでは、為替に関連する情報やインサイトを共有し、参加者同士のネットワーキングを促進する場を提供します。特に、2022年11月25日にはコミュニティのローンチイベントが開催される予定であり、為替市場の動向や対応策について専門家による講演やパネルディスカッションが行われます。
専門家による講演とパネルディスカッション
このイベントでは、特別講演として多摩大学の真壁昭夫教授が「為替市場の行方、過度な為替変動への対応」をテーマに講演します。また、円安相場の見通しやフィンテックによる課題解決を探るパネルトークも設けられ、モデレーターとしてフリーアナウンサーの大橋ひろこ氏が進行します。パネラーには、法律事務所の増島雅和氏やエミン・ユルマズ氏、ジーフィットの為替アナリスト安田佐和子氏など多彩なメンバーが揃います。
投資家からの期待
今回の資金調達には、W fundや株式会社マイナビ、THE CREATIVE FUNDなどが名を連ね、投資家たちの期待が寄せられています。W fundの服部将大氏は、ジーフィットの独自のアプローチに可能性を感じており、特に為替リスクヘッジの領域で大きなチャンスが残されていると語ります。また、マイナビの森一磨氏は、ジーフィットの「クラウド為替ソリューション」によって、情報格差を解消し企業の挑戦をサポートする点に期待を寄せています。
未来に向けた取り組み
ジーフィットの共同代表である浦島伸一郎氏と阪根信一氏は、今回の資金調達を機に、新しい金融商品とデータサイエンス技術を組み合わせて、より信頼性の高い為替ソリューションを実現するために尽力していくと述べています。また、彼らは為替リスクを極力少なくしつつ、グローバルなビジネス展開を支援することに力を入れていく考えです。
結論
ジーフィットの今後の活動は、グローバルビジネスにおける新たな局面を開いていくものと期待されています。為替リスクのマネジメントを細かく支援し、企業が安心して海外に進出できる環境を整備していく努力が求められています。今後のジーフィットの成長と展開は、フィンテック業界をより一層盛り上げることになるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ジーフィット株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4階FINOLAB内
- 電話番号
-