特定非営利活動法人コンフロントワールドは、ウガンダ農村部に向けた緊急支援の第二弾を開始しました。これまでの支援活動の成果と新型コロナウイルスの影響を鑑み、手洗いや衛生環境を提供し、さらなる感染予防に努めます。
支援背景
私たちの団体は、約3年間にわたりウガンダ共和国、特にブタンバラ県での衛生環境改善に取り組んできました。この地域では、コミュニティの衛生状態向上に向けて、貯水タンクや浄水フィルターの設置、家庭用トイレの提供、手洗いの重要性に関する教育を実施してきました。
2020年には新型コロナウイルスに対する緊急支援の第一弾として、「ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届ける」というクラウドファンディングを行い、多くの人々に手洗い装置や石鹸を届けることができました。この活動の結果、158名のコミュニティリーダーへの啓発から、約10,000人が恩恵を受け、コミュニティ全体で手洗いの重要性が広まりました。
また、この地域ではロックダウンの影響もあり、感染者数をわずか2名に抑えることができたという実績があります。しかし、経済活動の再開が求められる中で、学校や教会が再開されると同時に感染のリスクも高まっている現状です。1月6日時点でウガンダ全体の感染者数は36,407名、死者290名に達しました。
新たな支援内容
今回の支援では、依然として手洗いが十分に行われていないという課題を受け、ブタンバラ県の住民に対する手洗い環境の整備を強化する計画です。具体的には、以下の施策を実施します。
- - 手洗い装置の設置
- - 石鹸を生産するための施設の設置
- - 貯水タンクと浄水フィルターの建設
ブタンバラ県では、手洗い環境が未だ3割ほど足りていないため、手洗いの重要性や手段を広める教育も同時に行う計画です。
コンフロントワールドの使命
特定非営利活動法人コンフロントワールドは、2018年3月に設立され、生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を選べる社会の具現化を目指しています。ウガンダでの衛生環境改善活動に留まらず、タンザニアでの学校建設や南スーダン難民支援、ペルーでのファッションブランドの日本販売といった活動も行っています。
私たちの支援活動は、現地のパートナーNGOとの連携を通じて進められており、特にウガンダのブタンバラ県での手洗いと石鹸の提供については、私たちでなければ実現できない重要な取り組みです。緊急支援に賛同してくださる方々からのさらなるご支援を心よりお願い申し上げます。支援方法については以下のリンクをご覧ください。
支援サイトへのリンク