株式会社一の湯、創業395周年祭で特別宿泊プランを展開

株式会社一の湯が創業395周年祭を開催

箱根を拠点に温泉宿を展開している株式会社一の湯が、2025年6月に創業395周年を迎えます。この特別な節目を祝うため、日頃の感謝の意を込めた「創業395周年祭」を実施し、特別な宿泊プランやコラボ企画など、様々な魅力を募集していくことが発表されました。

400年近い歴史を誇る一の湯

一の湯の歴史は江戸時代の寛永7年（1630年）に始まります。箱根・塔ノ沢で初代が開業した宿が現在の一の湯です。明治時代に建築された「塔ノ沢一の湯本館」は国の有形文化財にも指定されており、長い年月を経てもなお訪れる人々を温かく迎え入れています。時代の流れに応じて進化を続け、1974年には新たなホテルがオープンし、2003年と2005年には新たに宿泊施設を開設。現在では箱根湯本や塔ノ沢、仙石原などの地域に異なる魅力を持つ9つの宿を展開し、多彩な温泉体験を提供しています。

お客様にはグループ内の他の施設を無料で楽しめる「湯めぐりサービス」も用意されており、温泉地ならではの魅力を存分に味わえる仕組みが整っています。

過去の成功されたお祭り

一の湯は過去にも創業の節目を祝う特別な企画を行ってきました。前回の390周年祭では、コロナ川の影響にあたるのにもかかわらず、39の特別企画を実施し、お客様から大きな反響を受けました。今回の395周年祭では、過去の経験を活かし、より厳選したプランを提供し、一人一人に感謝の思いを届ける宿泊体験を目指します。

第一弾企画：万泊プラン

創業395周年のお祝の第一弾として、特別宿泊プラン「万泊プラン」が発表されました。このプランは“1泊1万円で充実した温泉体験ができる”という特別ネーミングが特徴です。2025年10月まで開催される「大阪・関西万博」の理念にあやかり、“誰もが気軽に良質な宿泊体験を享受できる社会”を体現し、「特別ではないけれど、満足できる」というコンセプトのもと提供されます。

- 販売開始：2025年4月25日（金）
- 宿泊対象期間：2025年5月7日（水）～7月17日（木）
- プラン内容：一般和室（素泊まり）1泊1名1万円（税込,入湯税別）
- 対象施設：

1. 塔ノ沢一の湯本館
2. 陽だまり一の湯
3. 大箱根一の湯
4. 仙石原品の木一の湯

販売は主に公式サイトで行われる予定です。多忙な日常から離れ、特別な体験をより身近に感じることができるプランです。

今後の企画に期待

「創業395年祭」では、万泊プラン以外にも感謝を込めた宿泊プランやコラボ企画が順次発表される予定です。以下はオープン予定の一部プランの概要です：

- 第2弾：絵本の世界を体感する「コラボルームプラン」
- 第3弾：現地の新スポット「芸者カフェ」でのドリンク特典付きの宿泊プラン

詳細については、特設ページで随時更新されるとのことです。

今後の展望

一の湯は「宿泊の常識を変え、宿泊することで日常生活を豊かにする」という理念の下、長い歴史を有した旅館として革新を続けています。395周年を迎える今年、お客様一人一人に感謝の気持ちを宿泊を通じて表現していく意向です。また、2045年までに200以上の施設を展開する計画を持ち、新たな拠点や地域との連携にも取り組む姿勢を見せています。