むしょく大学:キャリアブレイクの新しい形
一般社団法人キャリアブレイク研究所が運営する「むしょく大学」が、このたび2022年11月の開設以来、会員数1000人を超えたことを発表しました。この大学は、キャリアブレイク中のメンバーが集い、心の整理や感性を取り戻すためのサードプレイスとして機能しています。
キャリアブレイクとは?
「キャリアブレイク」とは、人生の中で一時的に仕事から離れることを指します。この期間をもって、自分自身を見つめ直し、新たな方向性を考えるきっかけとすることが目的です。むしょく大学は、そんなキャリアブレイクを有意義な転機とするためのコミュニティとして、さまざまなイベントや活動を提供しています。
学びの場としての授業内容
むしょく大学の活動は、主に「つながる、話す」と「広げる」の2つに分かれています。
つながる、話す
最も人気のある授業はオリエンテーションです。この授業では、新しく参加したメンバー同士が交流し、自分の状態を共有します。参加者は、自分と似た境遇の人が多くいることを知り、安心感を得ることができます。また、焚き火を囲んでのディスカッションや、さまざまなテーマについてのグループワークもおすすめです。
広げる
もう一つの主要な活動は、キャリアブレイク中のメンバーが参加できるボランティアやインターンシップ、留学などのコラボレーションイベントです。これまでに70以上の異なる団体とコンタクトを取り、会員が自分に合ったサードプレイスを見つける手助けをしています。このような活動を通じて、参加者の視野や好奇心を広げていくことができます。
会員の多様性
むしょく大学の会員は、30代の若い女性が多い一方で、50代の方も数多く参加しています。退職や一定のキャリアからのブレイクを考えている人たちが、さまざまな理由で入学してきます。特に、新卒で入った企業で体調を崩した方や、育児に専念していた方など、人生の選択肢を広げたいと思っている人たちがいます。
首都圏や関西圏からの参加が目立ちつつも、遠方の県からもインターネットを利用して参加できるため、全国各地からメンバーが集まっています。
文化としてのキャリアブレイク
キャリアブレイクの活動が進むにつれ、それが新たな文化として定着しつつあります。会員たちは、同じ境遇の人々と出会う中で、心の支えを得ることができ、また活動を通じて自己成長を促しています。「むしょく大学に参加してよかった」という声が多く、同じ悩みを抱える仲間がいるという安心感は、キャリアブレイクをより意味深いものにしています。
むしょく大学の未来
代表理事の北野貴大氏は、「このコミュニティは、キャリアブレイクをした人たちが互いに学び合い、成長していくための場です。今後も多様なコラボレーションを通じて、各自が自分のサードプレイスを見つけられるようなセレクトショップを目指していきます」と話しています。
近年、様々な事業者とのコラボレーションも増えており、それにより会員たちは新たな機会を見出すことができるようになっています。興味のある方は、むしょく大学の公式サイトからお問い合わせください。
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団体概要
- - 法人名:一般社団法人キャリアブレイク研究所
- - 所在地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町4-10-11
- - 設立:2022年10月
- - 代表理事:北野貴大
- - 社員数:3人
- - 事業内容:キャリアブレイクに関するコンテンツ制作、コンサルティング