株式会社トリドリが新たな一歩を踏み出す
東京都渋谷区に本社を置く株式会社トリドリが、2024年10月1日に設立予定の新会社『株式会社blends(ブレンズ)』の株式を取得し、この子会社化を進めることを決定しました。この決定は、2024年8月28日に行われた取締役会で発表されました。
toridoriの発展と使命
toridoriは、インフルエンサーマーケティングプラットフォームを中心に、多様なインフルエンサーを支援しており、Web市場で強固な地位を築いてきました。「個の時代」の担い手として、企業や消費者、インフルエンサーがSNSの力を最大限に活用できる環境を整えることをミッションに掲げています。これまでに、70万件を超えるPR実績を積み上げており、特に美容や健康食品、飲食業界など、幅広い業種で顧客企業にサービスを提供してきました。
blenders株式会社の設立背景
blendsの設立は、toridoriが目指す中長期的な成長戦略に基づくものです。具体的には、プロダクト領域の拡大や中堅・大手企業を対象としたマーケティングパートナーの強化、インフルエンサーデータベースの価値最大化を狙っています。
特に、近年のEC市場ではSNSやインフルエンサーマーケティングが主要な販促手段として注目されています。新設されたblendsは、toridoriのインフルエンサーマーケティングとEC支援のシナジーを存分に活かすことで、より幅広いマーケティングソリューションを提供できると期待されています。
toridoriの代表メッセージ
toridoriの代表取締役社長、中山貴之氏は「インフルエンサーマーケティング市場は依然として成長を続けており、多くの企業からのニーズが高まっています。私たちの強みをさらに活かし、顧客の多様な課題を解決できるよう努めていきます」と述べました。この言葉からも、顧客支援に対する真摯な姿勢が伺えます。
chipperの新たな戦略
一方で、chipperの代表である十時悠径氏は、EC支援事業の分社化がtoridoriの成長を促進する要因になると強調しました。「長年にわたり育んできたこの事業を、インフルエンサー支援のリーダーであるtoridoriに引き継ぐことで、私たちもより一層の成長が見込める」とのことです。特に、モール支援中心のアプローチからインフルエンサー基盤を活用した革新性の高いサービスへと進化する期待が寄せられています。
市場のニーズに応えたblendsの役割
blendsの代表予定者である西田圭佑氏は、toridoriとの連携によってEC市場の多様な課題を解決し、新たなアプローチでクライアントに貢献できると確信しています。特に、インフルエンサーマーケティングを活用した「マーケットフィットした商品企画」や「複数モール展開での最適化」など、多岐にわたるサービスを提供し、顧客の売上・利益の向上に寄与する意向が示されています。
おわりに
今後、toridoriのインフルエンサーマーケティング活動とblendsのEC支援事業が一体となり、より高いシナジー効果を生み出すことが期待されます。これにより、マーケティング手法の新たな可能性が広がり、クライアントや消費者にとって価値のあるサービスが提供されることでしょう。toridoriとblendsの連携がもたらす未来に注目です。