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知床に誕生した冬の特別体験「流氷サウナ」

冬の到来とともに、北海道・知床地域に新たなリラクゼーションスポット、「流氷サウナ」が姿を現します。このサウナは、単なる入浴場所ではなく、訪れる人々に自然の美しさとともに心の癒しを提供することを目的とした特別な空間です。

サウナの特徴は、パノラマの大きな窓を通じて知床の壮大な景色を楽しむことができる点です。遠くに見える連なる山々や、オホーツク海で飛び交うカモメ、行き交う漁船や観光船が、訪れる人々を迎え入れます。ここでは、テレビのない静けさの中で、優雅なBGMが心地よいリズムで流れています。

入浴後は、外気に触れながらリラックスできる露天スペースが設けられており、澄んだ空気をしっかりと身体に取り込みながら「ととのえる」体験が味わえます。心と体を整えるこの時間は、まるで自然と一体になったような感覚をもたらします。

リニューアルの背景とデザインコンセプト

今回のサウナリニューアルは、専門ブランド「TTNE」の監修のもとで行われました。デザインは、流氷のダイナミックさを表現した「KAKUUNA」と、木の洞窟のような温もりを感じさせる「UNEUNA」の2つの構造が特徴です。「UNEUNA」の独自のうねりは、3D加工技術を駆使して実現されたもので、他にはない体験を提供します。

サウナストーブには、世界シェアNo.1を誇るHARVIA社が採用され、壁面には六方石を使用して知床の険しい山肌を表現しました。サウナストーンも、地下30kmの深部からの天然素材で、自然本来の力を感じられる設計です。

音楽と環境音の融合

また、サウナ内で流れる音楽はサウンドアーティスト松本一哉氏によるもので、知床の自然環境音と即興演奏を掛け合わせた特別な音源です。耳を澄ませることで、日常で感じ取れない音の魅力に気づくことでしょう。

知床の魅力とアクセス

知床は、風光明媚な大自然が広がる場所で、海外にいるような異国情緒が堪能できます。この新しいサウナが、地域観光の活性化につながることを期待しています。また、知床での体験を通じて、四季折々の変化を楽しんでいただくこともサウナの醍醐味です。冬の厳しい寒さを温かいサウナで癒し、新たな魅力を知るために、ぜひ多くの方に訪れてほしいと思います。

代表者の声

北こぶし知床ホテル＆リゾートの代表・桑島大介氏は、「外的要因で旅行が難しい今だからこそ、国内で楽しめる魅力的な体験を増やすことが重要です。サウナのリニューアルを通じて、より多くの人々に知床の自然の良さを伝えたい」と語りました。

この冬、知床で体感する「流氷サウナ」。風景を一望しながら、心と体に優しいひとときを過ごしてみませんか？

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