徳間文庫7月新刊ラインナップ！ベテラン作家陣による話題作が勢ぞろい

7月11日（木）に発売される徳間文庫7月新刊は、ベテラン作家陣による話題作が勢ぞろい。山岳救助、警察小説、ホラーサスペンス、ミステリーと、多彩なジャンルの作品が読者の心を掴む。

樋口明雄『南アルプス山岳救助隊Ｋ－９　紅い垂壁』：命を賭けて山に挑む！

「南アルプス山岳救助隊Ｋ－９」シリーズ最新作は、超難関ルートで起きた転落事故を描く。山岳救助隊員と救助犬のバディが、隠された真相に迫る緊迫感あふれる物語だ。命を賭けて山に挑む隊員の熱き魂と、命の尊さを問う重厚なストーリーが、読者を圧倒する。

今野敏『ビギナーズラック』：警察小説のトップランナーが描く、初期短篇集

警察小説のトップランナー、今野敏の初期短篇集。人気シリーズのスピンオフ作品も収録され、初期の今野敏作品の魅力が詰まっている。暴走族との壮絶な戦いを描いた表題作をはじめ、警察官たちの日常を描いた短編の数々は、今野敏作品の魅力を存分に味わえる。

赤川次郎『哀愁変奏曲』：音楽が奏でる、哀愁漂うホラーサスペンス

「音楽＋ホラー＋サスペンス」という異色の組み合わせが魅力の短編集。作曲家を目指す若者が、謎のピアノと出会うことで、運命の歯車が狂い始める。哀愁漂う音楽と、人間の心の闇が織りなす、ミステリアスな物語に引き込まれる。

内田康夫『御堂筋殺人事件【決定版】』：浅見光彦が挑む、大阪・御堂筋の殺人事件

浅見光彦シリーズの傑作「御堂筋殺人事件」が、著者自作解説と特別エッセイを加えて、決定版として登場。大阪・御堂筋で起きた殺人事件に、浅見光彦が挑む。事件の真相に迫る過程で、浅見光彦は自身の過去と向き合っていく。大阪の街並みを舞台にした、ミステリーと人間ドラマが融合した作品だ。

徳間文庫7月新刊は、どれも読みごたえのある作品ばかり。この機会にぜひ手に取ってみてほしい。