ジョーシス株式会社、展示会向けSaaS「immedio Forms」を導入し業務効率化を実現
ジョーシス株式会社は、業務システムを革新するために、展示会ソリューション「immedio Forms」と商談獲得自動化の「immedio」を導入しました。この取り組みにより、展示会のオペレーションや商談設定のスピードが大幅に向上しました。
導入の背景
同社は、米国、インド、日本、シンガポール、ベトナムの5カ国に100人以上の従業員を抱える企業で、ITデバイスとSaaSの統合管理を行うクラウドサービス「ジョーシス」を提供しています。以前の名刺管理ツールでは、展示会での運営において、データ化までの時間がかかりすぎてしまうという問題がありました。名刺に書き込んだ手書きのメモの文字起こしにも負担がかかっていました。
そんな中、「immedio Forms」は、名刺データを迅速に取り込むためのOCR機能が搭載されたフォームを使うことが可能で、即時データ化が実現できるため、導入が決まりました。展示会で集めた名刺をそのまま迅速にデータ化し、ヒアリング情報も効率的に処理できるようになったのです。
導入後の変化
ジョーシスの展示会における業務プロセスは、immedio Formsの導入によって変わりました。まず一つ目のポイントとして、名刺の即時データ化により、ブースでの応対がスムーズになり、リアルタイムでHubSpotへの情報連携が可能になりました。この結果として、商談へのフォローアップが迅速に行えるようになり、アプローチのスピードが大幅に向上したのです。
二つ目に、名刺獲得数や商談獲得数をリアルタイムに集計する機能により、当日中の商談設定意識が高まりました。実際に、3日間で10件以上の商談を新たに獲得することができ、前回比で2倍以上の成果を上げました。
さらに、同社は商談獲得自動化ツール「immedio」も導入し、ビジネスの生産性を一段と高めています。このツールは、キャンペーンや展示会で獲得したリード情報を基に、適切なタイミングでの商談設定を実現するもので、登録条件に応じた営業担当者のスケジュールを自動的に提示します。
ユーザーの声
ジョーシスのインサイドセールスグループリーダーである正崎様は、「immedioを導入することで商談の質を保ちつつコスト削減が実現できた」と評価しています。また、加川様はimmedio Formsのおかげで当日中の商談設定が容易になり、高い意識で業務に取り組むことができるようになったと語ります。
今後の展望
今後はQRコード機能の追加を希望しており、さらに効率的な業務が期待できるそうです。商談獲得自動化の要素が強調されており、もはや展示会の運営においては欠かせないツールへと成長しています。ジョーシス株式会社の業務改善の事例は、他社にも参考になる良いモデルケースとなりました。
今回の事例は、ジョーシスの取り組みがどのようにビジネスの現場において実を結んでいるかを示しています。これからの展示会運営のスタンダードとなる可能性を秘めた「immedio」シリーズの成功を期待したいと思います。