台湾の人気YouTuberが青森県三戸郡を巡る旅を発信!
青森県八戸市に拠点を置く「みちのくみなと未来株式会社」が、観光庁の「歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業」として実施したプロモーション活動が話題を呼んでいます。2024年11月24日から27日の期間に、台湾の人気YouTuberである工頭堅さん(フォロワー数28万人)とBen桑さん(同14万人)が八戸市及び三戸郡の魅力を体験してきました。これにより、地域の隠れた魅力が海外に広がることが期待されています。
特別な体験が待つ八戸市から三戸郡への旅
この旅では、八戸市を起点に北国ならではの美しい自然と歴史、生活文化、そして伝統芸能を満喫することができます。訪れたスポットは、八戸酒造の酒蔵見学から南部町の伝統芸能体験まで、多岐にわたります。特に八戸酒造では、世界的に評価された日本酒文化を体験し、訪問者はその奥深さに感動しました。
旅のハイライト:訪問スポット紹介
- - 八戸酒造酒蔵見学(八戸市): 魅力的な日本酒文化を堪能。
- - 寺下観音巨木巡り(階上町): 自然のパワースポットで歴史と相まって感動を覚える。
- - 三戸城・歴史民俗資料館(三戸町): 館長の案内で地域の貴重な歴史資料を学ぶ。
- - 繭子の宿伝統芸能体験(南部町): 民謡や手踊りを実際に体験。
- - 法光寺(南部町): 写仏体験で心を鎮める。
- - タプコプ創遊村(田子町): 伝統的な茅葺き屋根の家屋を訪れ、せんべい焼きを体験。
- - 昔がたりの家(南部町): ボランティアの家主と共に菊巻き作りをし、囲炉裏を囲む温かい夜ご飯。
インフルエンサーの力で地域魅力を発信
このプロモーション活動においては、台湾の視聴者層に向けて撮影された動画が配信されることで、青森県三戸郡の魅力を広く伝えることができるでしょう。特に、冒険心旺盛で本物の体験を求める観光客に向けた魅力的なコンテンツとして注目され、訪日外国人の誘致が見込まれます。そして、この時期を選んで計画された旅行が、観光担当者の期待を大いに超えるものとなることが期待されています。
「みちのくみなと未来株式会社」の取り組みは、地域の歴史的資源の活用を通じて、訪日外国人観光客を増加させ、地域経済の活性化を推進するために新たなビジネスモデルを構築しようとしています。これは急速に人口減少が進む中で、特に重要な取り組みです。
未来へつなぐ地域づくりのビジョン
青森県三戸郡は、南部藩時代の歴史的な遺構や伝統文化が息づく地域ですが、人口の減少や老朽化が進行しているという現実があります。地域の魅力を保持しつつ、持続可能な地域づくりを進めていく必要があります。このプロジェクトを通じて「ありのままの北国の暮らし・歴史・伝統芸能」を守り、未来へ繋げる事業としての役割が重視されています。
このように、台湾からの人気YouTuberたちが青森県の魅力を再発見し、それを世界に発信することで、地域活性化の新たな一歩となることでしょう。私たちも彼らと共に、この素晴らしい地域の魅力を広めていくことが大切です。今後の展開に期待が高まります。